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【調査レポートのサマリー】
2019年10月18日発行
SBDでは欧州、米国、中国において自動車メーカーが提供しているヘッドユニットに関する調査を継続的に行っており、本書「ヘッドユニット/ディスプレイの動向と分析」では2019年の動向を市場間および前年と比較し、ヘッドユニットのグローバルおよび地域別動向について包括的な展望を分析しています。
また詳細な動向分析およびデータ比較と併せて、ハードウェア、システム統合、セグメント、投入時期などヘッドユニット開発における重要なポイントについて考察しています。
<本書の構成>
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000204738&id=bodyimage1】
<2019年のヘッドユニット市場の主な動向>
コンシューマ・デバイス・テクノロジーの統合が鮮明化
スマートフォンへのコンシューマ・デバイス向けVPAの統合はもやは当たり前に見られるようになった。中国ではヘッドユニットに大手IT企業が提供するTAI(Tencent)、AliOS、Feiyu OS(iFlyTek)などのOSを採用する事例も増えている。
ディスプレイの大型化
量産モデルでディスプレイの大型化が急速に進んでいる。12インチや14インチあるいはダッシュボード全体に広がるディスプレイを新たに搭載するケースが珍しくなくなった。高級モデルでは1つまたは複数の大型ディスプレイエリアを確保するのが新たなトレンドとなっている。
縦長ディスプレイの採用
ディスプレイ大型化の波及効果により、一部車種でデザイン性よりも機能性を重視した縦長ディスプレイの採用が進んでいる。
地図のOTA更新機能の普及
埋め込みテレマティクスシステムで更新機能を提供しているのは依然として高級車種が大半を占める。量産車では地図データ更新の通信手段としてスマートフォンを利用するブランドが増えている。
米国/欧州ではOEMとサプライヤーの提携関係は概ね安定
欧州と米国では総じて、OEMとサプライヤーの関係はかなり安定している。
中国のサプライチェーンは今後変化する可能性あり
中国市場はハードウェアもソフトウェアも他の市場よりも提携関係が流動的であり、昨年はAutoNaviが多数のOEMとのパートナー契約を獲得した。
<ヘッドユニット:2019年と2018年の新装備の比較>
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000204738&id=bodyimage2】
欧州・米国・中国の各市場の2019年の販売車両におけるヘッドユニットの動向について下記項目ごとに分析
● 市場の概要
● 2019年のヘッドユニット
● ヘッドユニットタイプ
● スマートフォン連携の動向
● ディスプレイサイズの変化
● ディスプレイサイズの変化(セグメント別)
● ディスプレイの向き
● ディスプレイ構成の動向 - ヘッドアップディスプレイの統合
● ヘッドユニットの価格
● 2019年のセグメント別ヘッドユニットの価格
● 入力HMI - センターコントロールとタッチスクリーン
● 入力HMIの動向- 補助インターフェース/バーチャルパーソナルアシスタント
● オンボード地図データの動向
● 地図のOTA更新
● コネクテッドサービスの動向- 交通情報/車内でのローカル検索/駐車場
● ヘッドユニットサプライヤー
SBD(Secured by Design Ltd)は、英国に本社を置く独立系技術コンサルティング会社です。深い知識と豊富な経験に基づき、15年以上にわたり自動車業界に携わるお客様をサポートしています。日本国内では、SBDジャパンが日本語・英語併記でお取扱いをしています。
■ 調査レポート ■
ヘッドユニット/ディスプレイの動向と分析
Head-Unit &Display Trends &Analysis
出版年月:2019年10月18日
http://www.dri.co.jp/auto/report/SBD/sbdcon625.html
◆英国の自動車専門調査会社 SBD(Secured by Design Ltd)について
http://www.dri.co.jp/auto/report/SBD/index.html
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