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ITを活用したヘルスケア事業を展開する、株式会社エヌ・エイ・シー(所在地:東京都港区、代表取締役:山崎 直人)は、同社の「未受診者対策サービス」が静岡県焼津市において採用されたことを2019年10月18日に発表しました。
<焼津市の課題>
焼津市ではこれまでの取り組みにより特定健康診査(以下、特定健診)の受診率は向上してきていますが、37.1%(平成28年度実績)と市町村国保の目標である60%には及んでいません。新規受診者の中から多くの有所見者やメタボリックシンドローム該当者が掘り起こされるなど、未受診者の中にリスク保有者が多いことが市特有の課題となっています。市が行った分析では、「健診も治療も受けてない」層における若年層(40~64歳)の割合が高く、医療費適正化の面からも特定健診の受診率向上が重要とされていました。
過去にも広報活動や訪問事業による受診勧奨を実施してきましたが、より高い効果を求めるため、今年度初めてエヌ・エイ・シーの「未受診者対策サービス」を導入しました。
<エヌ・エイ・シーの「未受診者対策サービス」とは>
エヌ・エイ・シーの「未受診者対策サービス」は、過去の健診受診パターン等を分析し、次の健診を受診する可能性の高い対象者に健診受診を促す「個別勧奨シート」を送付するサービスです。
「個別勧奨シート」には、過去の健診結果や問診回答をもとに、その人の健診結果推移や生活習慣改善のための個別アドバイスが掲載されます。
従来のハガキや電話での一律の受診勧奨とは異なり、自身の過去の健診結果や個別アドバイスが掲載された勧奨シートが手元に届くことで、健診受診の必要性を「自分ごと」として捉え、毎年の受診へと行動変容を起こしたという実績を上げています。
<焼津市の実施内容>
今回焼津市では、特定健康診査対象者の受診履歴を分析し、次回の健診を受診する可能性が高いと考えられるセグメントに対して、エヌ・エイ・シーの「未受診者対策サービス」による「個別勧奨シート」を送付する事業を実施しました。送付用の封筒も開封のされやすさを考慮したデザインにて制作し、対象者の行動変容を後押しする「個別勧奨シート」を対象者の手元へ届ける試みです。対象者の中でも若年層への勧奨を強化し、特定健診の継続受診者の増加を目指しています。
今後も焼津市では特定健診の受診率、特に継続受診率を向上させることで、加入者がより早く異常に気付くように、また適切な保健指導によって重症化を予防する取り組みを更に進めるとしています。
株式会社エヌ・エイ・シーについて
ヘルスケア分野におけるITの活用をベースとしたソリューションやサービスを提供しており、国が「データヘルス計画」を推進する以前から健診結果データの分析及び有効活用に着目したサービスを展開し、実績を積んでいます。今後も健診データを活用した「未受診者対策サービス」「メタボ流入抑制サービス」をはじめとする分析サービスを、自治体や健康保険組合へ積極的に提供していく計画です。
「未受診者対策サービス」詳細:https://www.nac-care.co.jp/service/hc_09.html
静岡県焼津市:https://www.city.yaizu.lg.jp/
【会社概要】
社 名: 株式会社エヌ・エイ・シー
設立年月日: 2011 年 3 月 31 日
本社所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋 1-6-21 NBF虎ノ門ビル
代 表 者 : 山崎 直人
主要事業内容: ヘルスケア事業、エンタープライズソリューション事業
U R L : https://www.nac-care.co.jp/
配信元企業:株式会社エヌ・エイ・シー
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