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2018年度の通販健康食品市場は、前年度比1.7%増の5,134億円となった。同市場は、この10年間で約1.3倍に規模が拡大している。今後も健康志向の高まりや高齢化の進展に伴い、インナービューティー商品や生活習慣病関連商品が需要を獲得するとみられ、2019年度は同2.8%増の5,275.5億円となる見込み。当資料では、通販健康食品の市場動向を調査するとともに、通販主体の健康食品企業、化粧品系、製薬系、化学系異業種企業を対象に各企業の事業戦略を調査している。
概要
◆2018年度(2018年4月~2019年3月に迎えた決算を対象)の通販健康食品市場は、前年度比1.7%増の5,134億円となった。消費増税前の駆け込み需要による反動でマイナスとなった2014年度を除くと、同市場は毎年過去最高の売上を更新しており、その市場規模はこの10年間で約1.3倍に拡大している。
◆主要企業別にみると、2018年度はファンケルや味の素、世田谷自然食品など、スター製品に次ぐアイテムの育成に注力する企業が市場の拡大に寄与している。なかでも味の素は主力商品の「グリナ」をはじめ、機能性表示食品である「カプシEX」の販売にも注力することで、前期比10.7%増で推移。また、ファンケルは「カロリミット」、「えんきん」に続く育成商品として「内脂サポート」をテレビCMで大々的にアピールしたことで、前年度比7.4%増となっている。
◆分野別でみると、サプリメントは機能性表示食品が好調に推移したことが奏功し、同1.4%増となった。また、青汁は健康面や飲みやすさが若年層に支持されており、同3.9%増で推移。飲料は中高年男性がターゲットの生活習慣病対策商品や女性向けの美容ドリンクが需要を獲得し、同3.4%増となった。訴求別では、ダイエットが同6.2%と好調に推移。同訴求では、各企業が機能性表示食品において新聞広告や折り込みチラシ、テレビCMなどの媒体を活用し、商品知名度の向上に努めている。
◆2019年度については、同2.8%増の5,275.5億円で推移する見込み。健康志向の高まりや高齢化の進展により、インナービューティー商品のほか、血圧調節や尿酸値サポートを訴求する生活習慣病関連商品が売上を伸ばすとみられる。
◆当資料では、通販健康食品の市場動向を明らかにするとともに、通販主体の健康食品企業から化粧品系、製薬系、化学系異業種企業まで幅広く調査を実施。商品展開、使用媒体、顧客サービス、SNSの活用状況などから多角的に分析するとともに、各企業の今後の戦略についてレポートしている。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000203422&id=bodyimage1】
TPC市場調査レポート
「2019年 健康食品の通販事業戦略調査」
―スター製品に次ぐアイテムの育成が市場成長に寄与―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr220190485
資料体裁:A4判198頁
発刊日:2019年10月15日
頒価:97,000円(税抜)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
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