人を大切にする経営学会(R)(会長:坂本光司(元法政大学大学院教授))は、千葉商科大学(学長:原科幸彦)大学院と連携・協同し、2020年度より、企業経営者や幹部社員、弁護士や税理士といった専門家等を対象とした履修証明プログラム「中小企業人本経営(EMBA)プログラム1年コース」を開設します。



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2019年8月に、米国の主要企業の経営者団体であるビジネス・ラウンドテーブルが「Statement on the Purpose of a Corporation」という声明を発表しました。「顧客」、「従業員」、「取引先」、「地域」、「株主」という5方向のステークホルダーすべてに対して価値を提供するという宣言であり、これまでの株主至上主義からの方向転換といえます。

このように、米国や中国はもとより、世界各地で、「株主や業績を最重視する経営」を改め、社員やその家族、さらには顧客や地域社会の幸せを最重視する、「社員第一主義経営」「5方良し経営」にシフトする動きが高まりつつあります。

こうした変化・動きを踏まえ、いい中小企業、いい経営者・企業人を養成・支援するための社会的枠組みの必要性が高まってきています。そのため、理念や志を同じくする「千葉商科大学」と「人を大切にする経営学会(R)」は、1年間の協議を踏まえ、2020年度から日本初となる「中小企業人本経営(EMBA)プログラム 1年コース(履修証明プログラム)」を、共同開講することといたしました。

このプログラムは、国内外の「いい中小企業」の事例研究を通じ、実務と理論の両面から「人を大切にする経営学(人本経営学)」を学び研究することのできる、わが国初の異色のビジネススクールです。


本プログラムについて、本学会会長 坂本光司は次のようにコメントしています。

「一般のMBA教育は効果・効率が中心になっており、本来、人を大切にするといった本来の目的が忘れ去られています。関係者の幸せを追求することが、企業経営の本来の目的であり、売上利益、効果・効率は、そのための手段であることを、再認識しなければなりません。売上利益のために、罪の意識がなくリストラが行われていることは、本末転倒ではないでしょうか。米ビジネス・ラウンドテーブルの声明や、SDGsへの関心の高まりなど、社会は大きく変わってきています。 本プログラムを通じ、本当にいい経営をするために、これからの経営者が身につけなければならないことを学んでいただき、日本から世界に向け、人本経営の発信・普及や、いい中小企業・いい経営者の飛躍的増加を図りたいと考えています」


概要
1. 共同開講プログラム名
「中小企業人本経営(EMBA)プログラム1年コース」(履修証明プログラム)

2. 開講期間
2020年4月~2021年3月

3. 開講場所
千葉商科大学丸の内サテライトキャンパス

4. 定員
30名程度

5. 入学資格
国籍を問わず、大学を卒業した者または大学を卒業した者と同等以上の学識・社会経験があると認められる者であり、以下のいずれかに当てはまる者
(1) 中小企業経営者・後継者・幹部社員
(2) 起業家
(3) 弁護士・司法書士・公認会計士・税理士・社会保険労務士・中小企業診断士・経営コンサルタント、その他専門家
(4) 医師・保健師・福祉士等、医療や福祉機関関係者
(5) その他本プログラム企画運営委員会で認めた者

6. 開講機関
千葉商科大学(大学院商学研究科)
人を大切にする経営学会(「中小企業人本経営(EMBA)プログラム1年コース」企画運営委員会)

7. プログラム長(予定)
坂本 光司(人を大切にする経営学会 会長)



■人を大切にする経営学会(R)について
所在地: 〒102-0073 東京都千代田区九段北1-15-15 瑞島ビル2F 株式会社イマージョン内
代表者:  元法政大学大学院教授 坂本光司
設立:   2014年9月
ホームページ:https://www.htk-gakkai.org/


【本リリースに関するお問合せ】
人を大切にする経営学会(R)事務局 担当:藤井・水川・文梨
■TEL:03-6261-4222  ■メール:info@htk-gakkai.org





配信元企業:人を大切にする経営学会
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情報提供元: Dream News
記事名:「 日本初! 「中小企業人本経営(EMBA)プログラム1年コース」 ~千葉商科大学×人を大切にする経営学会 履修証明プログラム 共同開講のご案内~