2017年度の生活習慣病に関する機能性表示食品市場は、前年度比78.3%増の1,125億円となった。要因としては、商品の届出が相次いで受理されたことや、各社の大型ブランドから商品が発売されたこと、生活習慣病患者の増加によるセルフケアの需要増などが挙げられる。当資料では、対象期間に届出受理・公開された機能性表示食品1,618商品のうち、生活習慣病に関するヘルスクレーム9個を取り上げ、参入各社の商品展開動向について分析している。

概要
◆2017年度の機能性表示食品(生活習慣病編)の市場規模は前年度比78.3%増の1,125億円となった。同年度は、(1)相次いで商品の届出が受理されたこと、(2)各社の大型ブランドから商品が発売されたこと、(3)生活習慣病患者の増加によるセルフケアの需要増により、大きく拡大している。

◆ヘルスクレーム別にみると、『体脂肪の低減』が378億円と最も大きくなっている。次いで、『脂肪・糖の吸収抑制』が322億円、『整腸作用』が291億円と続いている。『体脂肪の低減』は、雪印メグミルクの「恵 megumi」が好調に推移していることから、市場が大きく拡大している。

◆また、2016年度比で伸長率が最も高かったのは『血圧調整』であった。これは、カゴメの「トマトジュース」がより健康意識の高い消費者を取り込んだことが要因となっている。

◆2018年度は、2017年度比31.0%増の1,474億円となる見込みである。同市場は、各社の積極的な商品投入や大型ブランドの商品展開、既存商品の育成で好調に推移する見通しである。具体的には、日本コカ・コーラが「アクエリアス」や「爽健美茶」、「カナダドライ ジンジャーエール」ブランドの商品を投入する見込み。

◆当資料では、2015年4月から2018年11月30日までに届出受理・公開された機能性表示食品1,618商品のうち、生活習慣病に関する9ヘルスクレームを取り上げ、各ヘルスクレームにおける参入企業の機能性表示食品の商品戦略および販売戦略、売上高を調査し、レポートしている。

【調査対象】
2015年4月から2018年11月30日までに届出受理・公開された機能性表示食品1,618商品



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TPC市場調査レポート
「2019年 機能性表示食品の市場分析調査II」
―生活習慣病に関するヘルスクレームを徹底分析―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr220190461
資料体裁:A4判108頁
発刊日:2019年6月28日
頒価:97,000円(税抜)

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情報提供元: Dream News
記事名:「 TPCマーケティングリサーチ株式会社、機能性表示食品市場(生活習慣病編)について調査結果を発表