2017年度の機能性表示食品市場は、前年度比約2.1倍の730億円となった。要因としては、届出が相次いで受理されたことや、各企業の積極的な販促活動、高齢化社会の進展・生活習慣病の増加が挙げられる。2018年度も、2017年度比18.4%増と引き続き好調に推移する見通し。当資料は、対象期間に届出受理・公開された機能性表示食品1,618商品のうち、日常生活のトラブルに関するヘルスクレーム10個を取り上げ、各企業の商品展開動向等について分析している。

概要
◆2017年度の機能性表示食品(日常生活トラブル編)のヘルスクレームの市場規模は730億円となった。同年度は(1)相次いで届出が受理されたこと、(2)各企業の積極的な販促活動、(3)高齢化社会の進展・生活習慣病の増加により、前年度比約2.1倍で増加している。

◆日常生活のトラブル編をヘルスクレーム別にみると、最も売上が大きかったヘルスクレームは『歩行機能の改善』であり、構成比43.7%を占める319億円であった。同ヘルスクレームは機能性表示食品へのリニューアル発売を行った商品の届出増加により、売上を伸ばした。

◆また、2016年度と比較して最も高い成長率を示しているのは『記憶力の維持』であった。同ヘルスクレームではサントリーウエルネスの「オメガエイド」といった中高年をターゲットにした商品の増収により、売上が大きく伸長した。

◆2018年度は、2017年度比18.4%増の864億円となる見込みである。同市場は、各企業の商品投入、販促活動の強化、既存商品の育成、規模の小さいヘルスクレーム市場の成長などにより拡大する見通しである。具体的には、『口・歯の健康』市場ではオハヨー乳業の「ロイテリ ヨーグルト」といった商品の増収により、2017年度比約2.8倍と大きく拡大するとみられる。

◆当資料では、2015年4月から2018年11月30日までに届出受理・公開された機能性表示食品1,618商品のうち日常生活のトラブル編に関するヘルスクレームを10個取り上げ、各企業の機能性表示食品の商品戦略および販売戦略、売上高を調査している。

【調査対象】
2015年4月から2018年11月30日までに届出受理・公開された機能性表示食品1,618商品



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TPC市場調査レポート
「2019年 機能性表示食品の市場分析調査I」
―日常生活のトラブルに関するヘルスクレームを徹底分析―
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資料体裁:A4判119頁
発刊日:2019年5月27日
頒価:97,000円(税抜)

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情報提供元: Dream News
記事名:「 TPCマーケティングリサーチ株式会社、機能性表示食品市場(日常生活トラブル編)について調査結果を発表