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世田谷区教育委員会では、世田谷区の歴史や文化財に関する情報をデータベース化したウェブサイト「世田谷デジタルミュージアム」を今月より公開しました。当サイトでは、博物館専門のシステム開発会社である早稲田システム開発株式会社(東京都新宿区)が提供する収蔵品管理システム≪I.B.MUSEUM≫に搭載する情報発信機能が活用されており、区の文化財や郷土資料館の収蔵品など1万点を超えるデジタルコレクションを横断的に検索することが可能です。

世田谷デジタルミュージアム:https://setagayadigitalmuseum.jp/



世田谷デジタルミュージアムの概要

当サイトでは、大きく分けて以下の3つの情報を提供しています。

1. デジタルコレクション
世田谷区の文化財の総合的データベース。考古、歴史、民俗、美術といった資料のほか、写真や建築、史跡・名勝・天然記念物、文化的景観など、多様な情報を網羅しています。地元の古い写真も多数収録するなど住民や観光客が楽しく閲覧できる内容となっているほか、古文書などの資料では階層構造を採用。研究者やリサーチャーにとっても使いやすいデータベースに仕上げられています。

2. イベント、施設情報
世田谷区立郷土資料館、民家園(岡本公園民家園と次大夫堀公園民家園)内での催しを中心とする区内の文化系イベントについても情報を発信予定。実際に足を運ぶための情報が添えられていたり、デジタルコレクションの該当データにリンクが張られていたりと、工夫を凝らしたインフォメーションが提供されます。

3. スペシャルコンテンツ
「世田谷区の歴史」「世田谷文化散策マップ」「せたがや歴史文化ものがたり」「せたがやの記憶」「ジュニア講座」「文化財記録映画紹介」の6つのスペシャルコンテンツを公開(一部準備中)。たとえば「せたがや文化散策マップ」なら、現在は14種のテーマに基づくおすすめ散歩コースを地図付きで紹介するなど、区内の歴史・文化を多面的に楽しむためのコンテンツが用意されています。

【世田谷デジタルミュージアム運営主体】
世田谷区 生涯学習・地域学校連携課文化財係
電話番号:03-5432-2726



収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM」について

博物館の収蔵品情報を管理することを目的としたパッケージソフトです。1992年の発売以降、全国の博物館を中心に約400施設(クラウド版も含む)への納入実績を有しており、日本のミュージアム業界では事実上の標準システムと言えるシェアを確保しています。資料の目録情報及び個別情報のほか、展示や貸出に関する業務情報とそれに伴って発生する履歴情報の登録・管理に加え、インターネット上のウェブサイトや来館者向け専用端末などでの情報発信もカバーするなど、博物館学芸員が学芸業務で必要とする機能を網羅。今回は、業務システムと情報発信システム両面の機能を併せ持つ点、開発元の早稲田システム開発株式会社が全国のデジタルミュージアム事業で豊富な実績を有する点などが評価され、当プロジェクト向けのカスタマイズを前提に≪I.B.MUSEUM≫が採用されたことを2019年4月11日に発表します。

【開発元】
早稲田システム開発株式会社
TEL:03-6457-8585
http://www.waseda.co.jp/

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配信元企業:早稲田システム開発株式会社
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情報提供元: Dream News
記事名:「 「世田谷デジタルミュージアム」がいよいよ始動! 情報の管理・発信に≪I.B.MUSEUM≫が採用されました。