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『沢田研二と阿久悠、その時代』(定価1400円+税)4月2日(火)発売
GS全盛期から活躍、古希を過ぎますます光り輝くスーパースターの足跡と功績を、様々な証言・資料をもとに再構築する!
著者:秋山大輔|発行:牧歌舎|発売:星雲社|四六判並製278ページ|税込価格/1,400円|ISBN-10: 4434255622|ISBN-13: 978-4-434-25562-5|全国書店およびWEB書店で購入できます。商品に対するお問い合わせ、または品切れの場合は牧歌舎に直接連絡してください(電話:03-6423-2271)。
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目 次
プロローグ
第一章 沢田研二・阿久悠論
序文・「どうせ人の世はさようなら どうせ分かれだけあるんだと」(グッバイ・
マリア」より)
「あなたに今夜はワインをふりかけ」 沢田研二、阿久悠の出会い
『思いきり気障な人生』『勝手にしやがれ』への道
『ラム酒入りのオレンジ』 多国籍な歌詞と、立ち位置の葛藤と
『時の過ぎゆくままに』歴史を紡いだ一曲
『カサブランカ・ダンディ』 気障に生きる男の苦しみ
『お前のハートは札つきだ』75~77年の快進撃を
『立ちどまるなふりむくな』 ケンカ備忘録
『ヤマトより愛をこめて』 沢田研二に永遠の愛を
『勝手にしやがれ』 金字塔をもう一度
『憎みきれないろくでなし』 売上げの狭間で
再び『時の過ぎゆくままに』 ドラマと阿久悠と沢田研二
『きわどい季節』 加瀬邦彦さんをもう一度
『お嬢さんお手上げだ』 安井かずみさんとジュリーを語ろう
『ダーリング』 大野克夫、阿久悠そして沢田研二
『デビューは悪女として』 映画『Mishima』 沢田研二と三島由紀夫。
そして阿久悠
「さよならをいう気もない」 永遠の別れと未来の中で
エピローグ
第二章 アルバム評・コンサート評
沢田研二の活動、歌詞から改憲論争を考察する
オバマ大統領の広島演説/『我が窮状』/東日本大震災、福島から生まれたプロテストソング/「沢田研二」から戦後を考察する必要性
*沢田研二ライブレポートアーカイブス『こっちの水苦いぞ』
2015年9月21日:河内長野市ラブリーホール
* 沢田研二『祈り歌 Love Song 特集』 ライブ評 2017年1月8日:NHKホール
*沢田研二50 周年記念LIVE2017~2018 8月5日:オリンパスホール八王子ライブ評
*沢田研二新譜『OLD GUYS ROCK 』評
*沢田研二『OLD GUYS ROCK』 オリンパスホール八王子ライブ評
第三章 インタビュー・解説編
インタビュー 1 代々木公園が米軍キャンプだった時代から沢田研二までの物語 猪瀬直樹(作家・元東京都知事)
インタビュー 2 カッコイイジュリー 加藤充(元ザ・スパイダース・ベーシスト)
解説 伝統回帰 阿久悠と沢田研二 三浦小太郎(評論家)
あとがき
参考文献
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あとがきより
「沢田研二」という固有名詞を聞けば年代によって様々な郷愁を抱くだろう。初恋の人だった人、好きな歌手、役者として評価している人……。多種多様な沢田研二像があるはずである。沢田研二自体60、70年代の芸能文化を形成したイコンといっても大げさではあるまい。それにもっと研究されていいはずなのに沢田研二に関する著書が少なく、沢田の芸術性、音楽性を論じている本が余りに少ない。雑誌の断片等でその残滓を得るしかない。
この本は沢田研二が残した足跡、功績を様々な証言や資料を基に再構築した著書である。安井かずみ、森茉莉、加瀬邦彦、なかにし礼、そして阿久悠。様々な著名なクリエーターが沢田研二という素材を得て、新しい文化に挑戦しようという息遣いが伝わってくるように構成した。
衝撃を受けたのは、沢田研二の全盛期に尽力した井上堯之さんの訃報だ。(中略)それから約2か月後の2018年5月2日に井上堯之さんの訃報を知った。私の夢は永遠に叶わなくなった。堯之さんのあの気さくで気取らない人柄に大勢の方に生で接していただきたかった。本当に残念でならない。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
猪瀬直樹先生には、貴重なお時間を頂戴して、戦後の時代背景(GHQ、ワシントンハイツ)から紐解いて、ジャニーズやグループ・サウンズの成立過程を分析していただいた。
元ザ・スパイダースの加藤充さんには、GS時代に間近で接した沢田研二、ザ・タイガースの面々、そして井上堯之、大野克夫について熱く語っていただいた。
三浦小太郎先生には、沢田研二の詳細な分析、糸井重里に至るまで多岐に渡って論じていただいた。
各先生方に感謝申し上げたい。(後略)
配信元企業:株式会社牧歌舎
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