株式会社洋泉社(本社:東京都豊島区/代表取締役社長:江澤隆志)は『いっきにわかる!働き方改革』(監修:汐留社会保険労務士法人 新井将司・今井慎)を2019年3月5日に発売いたします。
2019年4月から順次施行の働き方改革関連法に完全対応、基本から実務まで【いつ、何を、どうすればいい?】がこの1冊で全部わかります。

■「働き方改革関連法」は、いつ何がどう変わるか説明できますか?

2019年4月から順次施行される「働き方改革関連法」。
実際にいつ何がどう変わるのか、知っていますか?
これまでは実質的に青天井だった残業時間には上限規制が設けられ、有給休暇の取得は義務化、守られない場合は罰則もあります。さらには正社員と非正規社員の間の不合理な待遇差も禁止されます。
今後も働き方に関係する法改正、新制度の設立が予定されています。
働くすべての人にとって大きな影響を持つ改革です。

「働き方改革関連法」のメリットを簡潔に述べれば、長期的な視点で見て、労働者が多様な働き方ができるよう支援するための法律ということになります。
本書の大きなポイントのひとつは、労働者側からの視点からだけではなく、雇用する側から見たときの変更点・改善点、大企業と中小企業での違いなど、さまざまな立場の方々に、わかりやすい説明がされているところにあります。

■「有給休暇」はどう変わる?

そのなかでも最も注目されているのが、今年4月からスタートする「有給休暇時季指定義務制度」です。
そもそも有給休暇(年次有給休暇)は法律で定められた休暇です。労働者が取得時季を指定する自由があり、原則として会社はそれを認めなければいけません。
しかし、「雰囲気的に言い出しづらい」「周りに迷惑がかかる」「後から仕事が増える」などといった理由で、年次有給休暇の取得率が5割を割っているというのが現状です。

そこで、有給休暇取得を促進するために生まれたのが「有給休暇時季指定義務制度」なのです。
これまでも、使用者側が労使協定を結んでいれば、年次有給休暇の5日間を超える分に関して労働者に有給休暇を割り振れる「計画的付与制度」という制度がありました。
しかし、「有給休暇時季指定義務制度」はさらに一歩進んだ有給休暇制度で、使用者が労働者の希望を聞き、それを踏まえて取得時季を指定。この年次有給休暇を、一定条件の労働者には最低年5日取得させることが義務化されたのです。

……と、こういったさまざまな改正が、もう目の前に迫っています。
本書は、働き方改革の基礎知識から具体的な対応策、実務のポイントに至るまで、押さえておくべき情報をわかりやすく解説した一冊です。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000190440&id=bodyimage1

【本書の目次】
巻頭特集 5分でわかる!「働き方改革」
Part1 こんな落とし穴が!「働き方改革」トラブル事例
Part2 残業時間に上限規制ができる! 労働時間管理改革
Part3 有給休暇制度と健康管理体制はこう変わる
Part4 同一労働・同一賃金の義務化 正社員も非正規社員も待遇は同じに
Part5 中小企業にも適用される 割増賃金の割増率アップ
Part6 働き方改革が目指す多様で柔軟な働き方を実現させる

【監修者プロフィール】
新井 将司(あらい まさし) 社会保険労務士/行政書士
1986 年生まれ。2009 年法政大学法学部卒業。2010 年社会保険労務士試験合格後、2011 年汐留社会保険労務士事務所(現法人)に企業コンサルタントとして入所。各労働社会保険法令にもとづく手続きや給与計算に加え、人事制度の設計提案やコンサルティングを行う。2014 年に同法人役員に就任、各人事労務コンサルティングや海外進出企業への相談提案、M&AやIPO、組織再編支援を得意とする。200 社以上の労務管理経験をもとに働き方改革に対応した労務管理に積極的に取り組み、社会保険労務士の新たな可能性に挑戦し続けている。

今井 慎(いまい まこと) 特定社会保険労務士/キャリアコンサルタント
1981 年生まれ。2003 年青山学院大学第二部経済学部卒業。2005 年に社会保険労務士試験合格後、2006 年練馬区の社会保険労務士事務所に入所。各労働社会保険法令にもとづく手続きや給与計算を主軸に労働問題・年金に関するコンサルティングに従事。2008 年11 月に汐留社会保険労務士事務所を設立、同時に汐留パートナーズグループの立ち上げに参画。2014 年に汐留社会保険労務士法人へ法人成りをし、代表社員に就任。労働問題や人事労務関連の指導を得意とし、問題解決スピードや簡潔な対応が他の社労士との違い。現在約250 社の社会労働保険事務手続き、給与計算、その他の人事管理業務を主な業務として行っている。

【商品データ】
洋泉社MOOK『いっきにわかる!働き方改革』
監修:汐留社会保険労務士法人 新井将司・今井慎
発売日:2019年3月5日
判型・ページ数:A4変・96ページ
定価:本体950円+税

【商品紹介サイト】
http://www.yosensha.co.jp/book/b432859.html

【販売サイト】
Amazon:https://amzn.to/2TtKVur


情報提供元: Dream News
記事名:「 4月から「有給休暇」の取得が義務化──この一冊で基本から実務まで「働き方改革関連法」が全部わかる