2019年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2018年は、多くのお客様と対話する中で経営者の方々のデジタルトランスフォメーションに対する意識が、大きく変化してきていることを強く感じた年でした。以前は、デジタルトランスフォメーションといえば、営業支援システムやERPを中心とした業務の効率化や最適化における取り組みが大半でしたが、今では、企業全体の情報の流れやプロセス改革を含めて取り組むべき命題として企業の競争力強化のために欠かせないという意識が高まっているように思います。AIを活用したビジネスにおけるデータ活用、人材の最適活用や働き方改革の促進、また2018年5月に施行されたGDPR(EU一般データ保護規則)を含む個人情報保護への対策強化といった流れに伴い、正しい情報収集と確実なコントロール、そして最適な活用を支援するEIM(エンタープライズ情報管理)が“Nice to have”から“Must have”なソリューションとして認識され始めてきていると実感しています。

オープンテキストでは、取引にかかわる各種情報やドキュメントから動画、画像に至るまで企業の膨大な情報を最大限に活用できるよう、リアルタイムに正確かつ安全に管理する包括的なソリューションを展開してきました。昨年は、その一環として、サイバー脅威に対して企業の情報資産を保護するために、業界屈指のデジタルフォレンジック技術を駆使したエンドポイントセキュリティを実現する「EnCase」シリーズの本格提供を開始しました。また、個々のニーズに合わせて最適なソリューションを選択でき、アジャイルな環境を求めるお客様の要望にお応えするために、パートナー企業様との協業・連携によりクラウド環境におけるソリューション展開も強化してきました。

2019年は、さらなるお客様のイノベーションと戦略的成長のためのデジタル変革の推進による「経営の高度化」をサポートしていきたいと考えています。お客様が抱える課題は日々変化しています。これらの課題を解決するために、オープンテキストでは個々のお客様の課題に向き合い、“Customer First”でベストなソリューションを提案してまいります。そのために、お客様の課題に合わせて幅広い弊社のEIM製品群から最適なものをご提案できるよう、組織の枠を超えた“ワンチーム”編成が可能な体制強化に取り組みたいと考えています。そして、短期的にも長期的にも信頼していただけるパートナーとして、お客様に貢献できますよう2019年も引き続き邁進していく所存です。

本年も、オープンテキストをどうぞよろしくお願い申し上げます。

オープンテキスト株式会社
代表取締役社長 萩野武志

■オープンテキストについて
オープンテキストは、ビジネスの洞察力を高めるエンタープライズ情報管理(EIM)ソリューションのリーディングカンパニーです。コンテンツ管理をはじめ、プロセス自動化/ケース管理、クラウドEDI/FAXサービス、ビッグデータ分析/可視化、Webコンテンツ最適化/デジタル資産管理、エンドポイントセキュリティ/内部フォレンジックなど、お客様へ最適なソリューションを提供しています。
オープンテキスト株式会社ウェブサイトhttps://www.opentext.jp


情報提供元: Dream News
記事名:「 2019年 年頭所感:経営の高度化を実現するデジタル情報活用の改革に向けて