2018年は、多くのお客様と対話する中で経営者の方々のデジタルトランスフォメーションに対する意識が、大きく変化してきていることを強く感じた年でした。以前は、デジタルトランスフォメーションといえば、営業支援システムやERPを中心とした業務の効率化や最適化における取り組みが大半でしたが、今では、企業全体の情報の流れやプロセス改革を含めて取り組むべき命題として企業の競争力強化のために欠かせないという意識が高まっているように思います。AIを活用したビジネスにおけるデータ活用、人材の最適活用や働き方改革の促進、また2018年5月に施行されたGDPR(EU一般データ保護規則)を含む個人情報保護への対策強化といった流れに伴い、正しい情報収集と確実なコントロール、そして最適な活用を支援するEIM(エンタープライズ情報管理)が“Nice to have”から“Must have”なソリューションとして認識され始めてきていると実感しています。