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【2018年度“チャンピオン・オブ・チェンジ”日本大賞 決定、表彰式を開催】
全国各地の地域で地道に活動してきた女性社会起業家9人の入賞者の中から認定特定非営利活動法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ代表理事 正井禮子さんが大賞を受賞
~女性の力で誰もが安心して暮らせる豊かな社会を~
11月12日(月)に、公益財団法人パブリックリソース財団は、米国のフィッシュ・ファミリー財団とともに、「2018年度“チャンピオン・オブ・チェンジ”日本大賞」を決定しました。同日、開催された表彰式にて、大賞受賞者にはティファニー製のクリスタルボウルと100万円を贈呈するとともに、入賞者全員にクリスタルボウルを贈りました。
<本賞の経緯>
本賞は、アメリカ在住の日本人女性、厚子・東光・フィッシュ氏の提案により2017年に創設されました。フィッシュ氏は、日本人女性に対するリーダーシップ育成活動や、東日本大震災の被災地支援活動が評価され、2013年にオバマ元大統領の発案で始まった社会貢献活動に尽力している市民に贈る“チャンピオン・オブ・チェンジ”賞を受賞されました。その後、日本女性の活動に光を当て、女性のロールモデルを示すことに役立ちたいという思いから、パブリックリソース財団と協働して、本賞の創設したのです。なお、フィッシュ氏は、本年の秋の叙勲において、日本人女性の社会進出に大きく寄与した功績を称えられ、旭日小綬章を授与されることとなりました。
<本賞の趣旨>
日本においても、超高齢社会、大災害、子どもの貧困、地域社会の疲弊…等、様々な社会問題に直面した時に、勇気をもって自ら行動を起こし、地道に活動を続け、地域社会の課題解決や新たなシステムの構築に取り組んできた女性たちがいます。
「チャンピオン・オブ・チェンジ」日本大賞は、日本で地域社会に根ざし、頑張っている女性リーダーたちの活動に光を当て、賞を贈ることで日本女性のロールモデルを示すために生まれました。受賞者の皆さんの想いやアイデアを、この賞を通じて多くの人たちと広く共有することで、他の女性にも「私もできることをやってみよう」という変化の種が蒔かれ、芽吹いていくきっかけとなり、よりよい社会をみんなで作っていくための社会貢献活動の意義と喜びを広めていくことを目指しています。
<本年度の経過>
2回目の開催となる本年も、日本の社会問題に真摯に向き合い、社会から疎外されがちな人を共に支え合うために勇気を持って自ら行動を起こし、地域の社会変革に取り組んできたNPOや企業の女性リーダーを対象に、全国から他薦により応募者を募集しました。143名の応募の中から、厳正な選考により9名(8団体)の入賞者が選出されました。(昨年度の応募は145名)
さらに11月12日午後に開催された選考委員会で、9名の入賞者の中から1名の大賞者が決定され、同日18時からの表彰式において発表しました。
栄えある大賞に選ばれた、DV、貧困、災害など女性の人権を脅かすさまざまな課題に息長く取り組んできた、正井禮子さんには、表彰式にて、「Champion of Change Japan Award 2018 Grand Champion」と刻印が施されたティファニー製のクリスタルボウルと副賞100万円を贈呈しました。また、入賞者全員に「Champion of Change Japan Award 2018 Champion」と刻印されたクリスタルボウルを贈りました
表彰式には、男女共同参画を担当した前内閣府特命担当大臣野田聖子衆議院議員も含め、全国から社会貢献活動に取り組む団体や、支援機関などから約100名が集まりました。続いて開催されたネットワーキング交流会では、熱心な情報交換が続けられました。
(写真左:左から、厚子・フィッシュ氏、ティファニー・ジャパン社長ダニエル・ペレル氏、正井禮子さん、野田聖子衆議院議員)
(写真右:大賞者(前列右から3人目)と入賞者全員)
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000184757&id=bodyimage1】
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000184757&id=bodyimage2】
【表彰式概要】
日時: 2018年11月12日(月) 18時~19時 場所: 株式会社内田洋行 ユビキタス協創広場CANVAS
共催: フィッシュ・ファミリー財団/公益財団法人パブリックリソース財団
【大賞】
・正井 禮子さん (兵庫県)
認定特定非営利活動法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ 代表理事
【入賞者】
・阿部 真紀さん (神奈川県)
認定特定非営利活動法人エンパワメントかながわ 理事長
・熊 仁美さん、竹内 弓乃さん (東京都)
特定非営利活動法人 ADDS 共同代表
・杉山 絢子さん (北海道)
一般社団法人 CAN net 代表理事
・橘 ジュンさん (東京都)
特定非営利活動法人 BOND プロジェクト 代表
・田村 亜紀子さん (兵庫県)
特定非営利活動法人チャイルド・ケモ・ハウス 副理事長
・村島 弘子さん (宮城県)
特定非営利活動法人移動支援 Rera 代表
・吉田 恵美子さん (福島県)
特定非営利活動法人ザ・ピープル 理事長/いわきおてんと SUN 企業組合 代表理事
【選考委員】
・石川治江氏 (社会福祉法人にんじんの会 理事長)
・井上英之氏 (一般社団法人INNO-Lab International 共同代表)、
・山田泰久氏 (特定非営利活動法人 CANPANセンター 代表理事)
・龍治玲奈氏 (日本マイクロソフト株式会社 法務政策企画統括本部 渉外・社会貢献課長)
・厚子・東光・フィッシュ氏 (フィッシュ・ファミリー財団 共同創設者・理事)
・ダニエル・ペレル (ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク 社長)
【実施体制】
共 催:フィッシュ・ファミリー財団 / 公益財団法人パブリックリソース財団
協 賛:ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク
ダウ・ケミカル日本株式会社
協 力:時事通信社 / JWLI(Japanese Women's Leadership Initiative)
デール・カーネギー・トレーニング・ジャパン / 株式会社内田洋行
【共催団体のご紹介】
フィッシュ・ファミリー財団(米国ボストン市、創設者ラリー・フィッシュ、厚子・東光・フィッシュ夫妻、1999年設立)http://jwli.org/about/#fish
慈善事業を目的に1999年に米国マサチューセッツ州ボストン市でラリー・フィッシュ、厚子・東光・フィッシュ夫妻によって設立されました。主に地域の活性化と次世代の人材育成に注力し、多文化の理解と促進を行ってきました。その他、ボストン近郊の低所得者層や移民問題解決のための活動も支援しているほか、日本を対象にした活動も行っています。2006年からは、JWLI(Japanese Women‘s Leadership Initiative)を開始しました。JWLIは、2年間の日本女性のリーダーシップ育成・支援を目的とするもので、女性研修生たちは、ボストンに4週間滞在し、ボストンで成功している複数の非営利団体の訪問等を通して、ソーシャルセクターの経営や運営の最新事例を学びます。厚子・東光・フィッシュは、2012年に日米間の相互理解の促進への貢献により外務大臣表彰を、2013年には米国ホワイトハウスより“Champions of Change"賞、2018年には日本政府より旭日小綬章をおくられました。
公益財団法人パブリックリソース財団(東京都中央区、理事長久住 剛、2013年設立)www.public.or.jp
2000年に非営利のシンクタンク、非営利活動法人パブリックリソースセンターとして発足し、NPOなど非営利事業体のマネジメント強化、SRI(社会的責任投資)にかかる企業の社会性評価やCSRの推進支援、そしてオンライン寄付をはじめとする寄付推進事業などを展開してきました。
2013 年1月、これらの成果と蓄積を踏まえ、「誰かの力になりたい」という人びとの志を寄付で実現するために、個人や企業の資金力を社会的事業への投資につなぐ寄付推進の専門組織「公益財団法人パブリックリソース財団」として新たにスタートしました。「意志ある寄付で社会を変える」ことをミッションに、オンライン寄付サイトGive One(ギブワン)やオリジナル基金、不動産寄付、遺贈など様々な寄付の方法をご提供し、未来を切り拓く寄付の仕組みづくりに取り組んでいます。また、NPO等向けのコンサルティング、寄付適格性についての格付け、助成事業の成果評価など、寄付による支援が最大の効果を生むための支援を行っています。
【添付書類】
2018年度“チャンピオン・オブ・チェンジ”日本大賞 表彰式 配布資料
配布資料は、ウェブサイトでもご覧いただけます。
【お問合せ先】
公益財団法人 パブリックリソース財団 担当:岸本、渡辺
〒104-0043 東京都中央区湊2丁目16-25 ライオンズマンション鉄砲洲第3 202号室
Phone:03-5540-6256 Fax:03-5540-1030 E-mail:champion@public.or.jp
Web : www.public.or.jp/champion/