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国際仏教伝道協会「一般社団法人寳幢会(ほうどうかい)」は、本来の仏教のあり方を現代日本にフィットした形で提供する活動を行なっています。
今回はその一環として「1000人ミールスプロジェクト」を立ち上げました。
このプロジェクトは全て有志の方からの「布施」だけで実施されます。
11月4日はその第一回目として40名に、京都の有名インド料理店「タルカ」の料理が振る舞われます。
日本において「布施」は、法事やお葬式などの対価としてお寺や僧侶に支払う「代金」としての意味合いとなっています。
しかし本来の布施は、何かのサービスの対価ではなく、自分と世界がより良く平安になっていくための修行、徳を積む善行です。「一杯の水を自分が飲めば自分の渇きが癒されるが、大河に注ぎ、大海に注げば、その一杯の水は永遠に誰かの渇きを癒し続ける」と仏法に説かれています。
海外の仏教国では、こうした意味合いで人々は布施を行なっており、日本以外の国ではこれがスタンダードとなっています。
海外の仏教で僧侶は、世俗とは切り離された存在であるために人々の精神的な支えとなっており、人々は僧侶に対して尊敬とともに布施など現実的な支援を行なっています。
ちなみに、イギリスのチャリティー団体「Charities Aid Foundation(CAF)」が調査を行った2017年の世界寄付指数(World Giving Index)によると、ミャンマーのランキングは9位、日本は128位です。
現在、日本では人口の減少や価値観の変化とともに、お寺の存続について問題が生じています。お寺や僧侶が、人々の幸せのため支えとなる本来の仏教の活動をしていくには、海外のような「布施」の理解が日本においても必要となります。
そこで寳幢会では、布施の本来の意味を知ってもらう活動の一環として「1000人ミールスプロジェクト」を立ち上げました。
ミャンマーやチベットなどの仏教寺院では寄進者(布施をする人)による食事の振る舞いが日常的・一般的に行われています。日本のお寺で行なっている「食事の振る舞い」のように、寺院や僧侶側がお金を出すのではなく、すべて在家である人々の寄付によってまかなわれています。
この「1000人ミールスプロジェクト」の運営費用も全て一般の人からの布施で行われます。
また当日は、寳幢会が支援している真言律宗の僧侶松波龍源師に説法をお願いしています。
【松波龍源(まつなみ りゅうげん)プロフィール】
真言律宗僧侶 / 武術家
一般社団法人寳幢会主任講師
ダバワ瞑想センター日本支部指導僧
動態瞑想創始者
1978年生まれ。
太祖神拳第5世正統継承者。
大阪外国語大学(現:大阪大学)ビルマ語専攻卒。
同大学院博士前期課程終了。修士。
一般家庭に生まれるも、武術を修練する中で心身の結びつきに興味を持ち出家。
瞑想の重要性に気づき、日本をはじめミャンマーやチベットなどの高僧に師事。
伝統を最大限重視しつつ、現代にあった独自の実践法を探求する。
武術を生かした動く瞑想「動態瞑想」を提唱し、現代日本に仏教が果たす役割を問いかけている。
なお、11月4日は日本人だけでなく、在日ミャンマー人など外国人からも多数申し込みがあり、すでに満席でキャンセル待ちの状況です。
「1000人ミールスプロジェクト」は、今後1000人に達するまで段階的に行なっていきますので、次回の参加者と支援をしてくださる施主さんを募集中です。
<開催詳細>
日時:2018年11月4日(日)17:30から19:30
場所:一般社団法人寳幢会(ほうどうかい) お堂
京都府京都市上京区上小川町120-3
電話:075-411-3022
FAX : 075-411-3023
mail :buddhism.flag@gmail.com
定員:40名(満席・キャンセル待ち)
キャンセル待ち申し込みは下記へ
https://ws.formzu.net/fgen/S64147331/
【お問い合わせ先】
一般社団法人寳幢会(ほうどうかい)
京都府京都市上京区上小川町120-3
担当者:松波さゆり
電話:075-411-3022
FAX : 075-411-3023
mail :buddhism.flag@gmail.com
1000人ミールスプロジェクト
https://www.facebook.com/1000人ミールスプロジェクト-416227912244120/