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2017年度のアンチエイジング化粧品市場は、前年度比10.7%増の3,620億円となった。伸びた要因としては、訪日外国人によるインバウンド需要が引き続き活発であることと、若い年代からエイジングケアを取り入れるという意識が定着してきていることが挙げられる。こうした市場背景が、若年向けエイジングケア商品の増加を後押ししている。当資料は、アンチエイジング化粧品の市場動向と、主要各社の戦略について分析している。
概要
◆2017年度のアンチエイジング化粧品市場は前年度比10.7%増の3,620億円。この10年で最も高い伸長率となっている。
◆2017年度の好調の要因としては、引き続き訪日外国人によるインバウンド需要が活発となっているほか、若年層向けのエイジングケアシリーズも増えており、若い年代から日々のケアとしてエイジングケアを取り入れるという意識が定着してきていることが挙げられる。
◆また、“シワ改善”という新たな効果効能を謳うことができる化粧品が登場したことで市場が活性化したことも大きな要因となっている。具体的に2017年度のシワ改善化粧品については、ポーラと資生堂(2ブランド)の合計で186億円の売上を記録。さらに2018年度にはコーセー(2ブランド)が新たに加わり、3社の合計は2017年度比45.7%増の271億円となる見通しである。
◆このほか、敏感肌向けブランドから新たにエイジングケアシリーズを発売するケースもみられる。近年、安心・安全性を訴求する敏感肌化粧品においても高い機能性が求められていることから、新たにエイジングケア機能を備えることで顧客層の拡大につなげている。
◆2018年度(見込)については、上記の要因が続くとみられ、百貨店などのカウンセリングブランドを中心に売上が拡大する見通し。また、市場の拡大を牽引しているシワ改善化粧品についても新たに参入を検討している企業がみられることから、今後も同訴求商品が売上拡大に大きな役割を果たす見込みである。
◆当資料は、今日の化粧品市場において最も関心の高いアンチエイジング化粧品に焦点を当て、その市場動向を主要企業、展開ブランド、種類(剤型)、価格帯などさまざまな角度から分析し、参入各社のマーケティング活動に資するデータを提供することを目的としている。
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000183898&id=bodyimage1】
TPC市場調査レポート
「2018年 アンチエイジング化粧品の市場分析調査」
―シワ改善化粧品の上市で市場は2桁成長!―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr210180421
資料体裁:A4判 145頁
発刊日:2018年10月31日
頒価:97,000円(税抜)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
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