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独自のPOW:COMテクノロジ、イヤホンとクレードル間の電力および通信を2ピンによって接続可能にすることで、充電におけるユーザエクスペリエンスを向上
ams(日本法人:amsジャパン株式会社、東京都港区、カントリーマネージャー 岩本桂一)は本日、革新的なインターフェーステクノロジとなるPOW:COMを発表しました。本デバイスは、真のワイヤレスイヤホンと充電クレードルをつなぐ電力および通信を2線の接続で可能にするものです。これまでの真のワイヤレスイヤホンは、充電クレードルとイヤホン間で電力伝送および通信の両方を提供するためには6ピンも必要だったため、ユーザの耳に快適にフィットする小型フォームファクターの機械設計部分を犠牲にしていました。
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amsのPOW:COMインターフェーステクノロジは、シンプルな2線の接続で、各イヤホンと充電クレードル間の実行データレート1kビット/秒での同時データ通信と最大150mAまでの電流による充電をはじめて可能にします。
POW:COMインターフェースは、クレードル側はAS3442ホストIC、各イヤホン側はAS3447クライアントICに内蔵されています。amsが開発した高機能のPOW:COMプロトコルが、AS3442とAS3447の各デバイスセットで、単一の伝送回線を通じて5Vでの電力伝送、I2C通信、割り込み信号、最大5つまでのGPIOを提供します。
POW:COMインターフェースが提供する通信機能は、充電クレードルの強化されたユーザエクスペリエンスをサポートしています。一例として、イヤホンから充電クレードルにバッテリー情報を要求し、それをモバイルアプリ上に表示することができます。
またPOW:COMインターフェースなら、自動で再充電する、充電クレードルのケースを開けた際にユーザの携帯電話付属イヤホンと自動でペアリングする、充電中にアクセサリファームウェアを更新するなど、その他の便利な機能をイヤホンメーカーが実装することも可能です。
ams、マーケティングマネージャ、クリスティアン・フェイラーは次のようにコメントしています。「amsのPOW:COMインターフェースは、真のワイヤレスイヤホンの設計上の制約を徹底的に削減します。イヤホンがクレードルと接続するのに必要なのが6ピンから2ピンになれば、イヤホンのサイズをもっと柔軟に小さくすることができたり、イヤホンの表面上の空きスペースを使ってユーザにとってさらに高い価値を付加することができます」
POW:COMデバイスのAS3442およびAS3447は現在、量産出荷中です。メーカーの中にはすでにamsのPOW:COMデバイスを設計に取り入れ、ホリデーシーズンに間に合うよう12月の出荷に備えているところもあります。
POW:COMインターフェースパーツの評価ボードはamsのオンラインショップから利用可能になっています。サンプル請求または技術情報については、こちらのサイトをご覧ください。 www.ams.com/Power-Communication-Interface.