MapRプラットフォームにより、TCO削減とオンプレミス、エッジ、クラウド環境でのストレージとセキュリティの統合を実現

※本リリースは、MapR Technologies , Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下MapR)が2018年6月26日に発表したプレスリリースの抄訳です。

AIとアナリティクスのための先進的なデータプラットフォームを提供するMapR(R) Technologies, Inc.は本日、MapRデータプラットフォームの新バージョンを発表しました。

新バージョンのコンセプトは以下の通りです。
・分析作業を自動化し、その結果を迅速にビジネスへ反映させる
・開発者やデータサイエンティストの生産性を向上し、TCOを引き下げる
・オンプレミスのデータセンター、クラウド、およびエッジ間のセキュリティ管理とデータストアを効率化する

MapRのプロダクトマネジメント 兼 マーケティング担当シニアバイスプレジデントであるAnoop Dawarは次のように述べています。「お客様は、AIとアナリティクスにおけるデータ管理およびデータ処理の従来型アプローチには、致命的な欠陥があることを明確に認識しています。

この問題に対し、MapRの最新バージョンは、データサイエンティストと開発者が全てのデータを活用してより効果的な結果を得られるよう機能拡充しています。MapRのデータプラットフォームの継続的な進化は、先進的なお客様との密接な連携によって実現されており、新機能により、重要度の異なるデータ、マルチプロトコル、オンプレミス、エッジ、およびクラウドなどの様々な環境下で分散型AIとアナリティクスの実現を可能にしています。」

Liaison TechnologiesのCIOであるLarry Mieldezis氏は次のように述べています。「Liaison ALLOY(R) Platformは、医療、金融サービスを始めとする様々な業種の、大規模なグローバル企業が抱える複雑なビジネス課題を解決するために作られました。システム統合とデータ管理はALLOY Platformの中核です。MapRデータプラットフォームは、シームレスなデータフローを大規模かつ安全な形でお客様に提供する上で、ALLOYにとって欠かせない基盤となっています。私たちは、セキュリティとストレージの要件を大幅に簡易化しつつお客様に大きな進歩をもたらす、新しいAIとアナリティクスの機能に期待しています。」


MapRの今回のアップデートでは、オブジェクトティアリングを通じて初めてクラウドストレージにもデータファブリックが拡張されたほか、よりコスト効率よく長期的にデータを保持するための書込み性能を高速化したイレージャーコーディング、環境全体にわたり自動的にセキュリティを確保するセキュリティ機能の拡張、および次世代のアプリケーションやアプリケーションのポータビリティを高める新しいS3のAPIが含まれています。

ガートナーの最近の調査によれば、新たな手法の必要性が次のように指摘されています。「データ量の増加がコンピューティング能力の成長をはるかに上回っているため、システムアーキテクチャのバランスが失われている。AI、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、IoTなど、データ処理が中心の新たなワークロードでは、データを移動させることがこのシステムのバランスの崩れを顕著にしており、結果としてこの問題に対処するための新たなアーキテクチャのイノベーションを引き起こしています。(*1)」


<新バージョンの画期的な機能>
MapRプラットフォームの新しい機能、および拡張された機能による利点は以下の通りです。

●AIとアナリティクスを高速化とTCOの削減を実現する、コアデータサービス機能の強化
・パフォーマンス、容量、コストの最適化を実現する、オブジェクトティアリングとオンプレミス、あるいはクラウドへのポリシーベースの自動データ配置機能
・書込み性能を高速化したイレージャーコーディング ー データ格納領域の最適化、高性能SSDの使用によりアナリティックス向けにも使用可能
・オペレーショナルデータを直接分析でき、かつオンプレミスとマルチクラウド環境間で透過的な利用を可能とするS3インターフェイス
・企業で要求されるセキュリティ・コンプライアンスに対応する、高度なセキュリティが確保されたNFSv4のサポート

●AIとアナリティクス・アプリケーションの開発と導入の簡素化
・ストラクチャードストリーミングと機械学習を実現するハイパフォーマンス・リアルタイムデータ処理のための、Spark 2.3のサポート
・800を超える不具合を解決したHive 2.3のアナリティクス・ツールキットのサポート
・プログラミング無しでストリーミング・アプリケーションの作成を可能にするKSQLのサポート
・ストリーミング分析アプリケーションの開発を簡素化できるCDCとKStreamsのサポート
・パフォーマンス向上、SQLサポートの拡張およびHueとの連携をサポートしたApache Drill 1.14
・開発言語の追加(PythonとNode.JS)と、ETLを使用せず直接JSONデータタイプに効率的にクエリをかけられることにより、データベース・アプリケーションの開発生産性を向上

●セキュリティ管理の効率化とクリティカルなデータ資産の保護
・ボリューム領域内のデータ暗号化は、機密データへの不正アクセスを防止する強固な追加手段となります。暗号化はまた、パケットスニッフィングやストレージ機器盗難などの際にデータが読み出されることを防止するためにも使用されます。
・セキュリティが担保されたデフォルト設定により、コアとエコシステムを含め、新たにインストールする基盤のセキュリティをワンクリックで確保できます。すべてのデータは保存時に暗号化され、すべてのネットワーク接続は認証機構付きで暗号化されます。

<パートナーシップ>
MapRはクラウドコンピューティングをリードする革新的な企業と協業しています。先進的なソフトウェアベンダーとは彼らのソリューションの価値を拡大するため連携し、コンサルティングやシステムインテグレータとは共通のお客様に対してコンサルティングサービス、導入支援、インテグレーション、およびトレーニングなどのサービス提供をする連携をしています。

Hackett Groupのプリンシパル 兼 アナリティックスプラクティス・リーダーのJustin Gillespie氏は、次のように述べています。「お客様は、デジタルトランスフォーメーションにおいて、データとデータ主導型の意思決定の重要性を理解しています。MapRの先進的なデータプラットフォームは、トランスフォーメーション・アナリティクス、AI、機械学習の基盤を構築するだけでなく、クラウドでもオンプレミスでも、企業全体でTCO、セキュリティ、アジリティを最適化するプラットフォームを提供してくれます。」

<提供開始>
MapRデータプラットフォームの最新版は、ベータ版を提供中で、一般提供は、8月~9月になる予定です。

<補足情報>
※新機能の詳細については以下サイトをご覧ください。
https://mapr.com/products/whats-new/6-1/
※プラットフォームの機能拡張に関するTed Dunningのブログは以下をご覧ください。
https://mapr.com/blog/mapr-6-1-new-horizons/
※新機能に関するウェビナーの登録は以下をご覧ください。
https://mapr.com/webinars/mapr-6-1-updates-ai-analytics/
※ストレージ階層化のイメージは以下をご覧ください。
https://mapr.com/products/whats-new/6-1/assets/mapr-storage-tiering.png

*1 2018年4月10日 ガートナー「2018 Strategic Roadmap for Compute Infrastructure」

MapR Technologiesについて
AIとアナリティクスのための先進データプラットフォームを提供するMapR Technologiesは、ビジネスプロセスにアナリティクス機能を導入することで、収益の増加、コストの削減、およびリスクの軽減を実現します。 MapRは、クラウドからエッジ、IoT分析、コンテナの永続性等様々な環境、用途に対するソリューションを提供しています。グローバル2000企業がもっとも複雑なAIやアナリティクスに関する課題を解決するためにMapRプラットフォームを利用しています。Amazon、Cisco、Google、Microsoft、SAPやその他のトップ企業がMapRのグローバルなパートナーエコシステムに参加しています。詳細はこちらをご覧ください。

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MapRは、米国およびその他の国におけるMapR Technologies, Inc.の登録商標です。他の名前およびブランドは、他者の財産である場合があります。

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情報提供元: Dream News
記事名:「 MapRが、AIおよびアナリティクス向けに機能強化されたデータプラットフォームの新バージョンを発表