SEGGER、RAID 5対応組み込みファイルシステムの販売開始

ポジティブワン株式会社（本社：東京都渋谷区）は、2019年6月4日、RAID 5対応組み込みファイルシステムの販売を開始いたします。SEGGER社はデータの整合性と信頼性を最大化するためにemFile組み込みファイルシステムにRAID 5オプションを追加しました。

RAID 5は、CRCおよび/または基礎となるドライバまたは記憶媒体によって使用されるエラー訂正の上に追加のフェイルセーフ層を提供することで、卓越したデータ整合性を実現します。RAID 5では、ストレージデバイスは複数のパーティションに分割され、そのうちの1つにパリティ情報が保持され、パーティション障害時のデータ復旧が可能になります。それは任意の記憶媒体上で使用することができ、パリティ情報は同じ記憶装置（別々のパーティション内）または別々の装置に格納することができます。アドオンは、通常約1kBのRAMと3kBのフラッシュメモリを使用し、小さなメモリフットプリントを持っています。

RAID 5は追加オプションとして、およびRAID 1の代わりとして使用できます。RAID 1は長年にわたって市場に出回っており、その価値は何度も証明されていますが、データセキュリティのために未加工ストレージ容量の50％を使用しています。RAID 5で使用されるストレージの量は設定可能で、通常は5％以下です。

emFileストレージレイヤの一部であるこの新しいアドオンは、USBマスストレージや他のアプリケーションにも使用できます。

「RAID 5のサポートは、データの完全性において究極のものです。これは、NANDフラッシュ用の市場をリードするドライバのように、すでにマルチビットエラー訂正を提供している記憶媒体の上で使用される場合に特に当てはまります。SEGGERのマーケティングマネージャ、Dirk Akemann氏は述べています。

◆　emFile - RAID 5
データの整合性と信頼性を最大限に高めるemFileアドオン

・　使用可能なストレージ容量を増やす RAID 1
・　記憶装置の欠陥/故障からの保護を提供可能
・　FATファイルシステムとEFSファイルシステムの両方を備えたストレージ層で動作可能
・　emFileでサポートされている任意の記憶装置（NAND、NOR、SDカードなど）で使用可能
・　パーティションに異なるストレージタイプを使用可能
・　同じストレージデバイス上のすべてのパーティションを見つけることが可能

【SEGGER社について】
SEGGER Microcontrollerは、組み込みシステム向けのソフトウェア、ハードウェア、開発ツールのフルレンジサプライヤです。同社は、手頃な価格で、柔軟で使いやすいツールとコンポーネントを使用して、開発プロセス全体を通じてサポートを提供しています。SEGGERは、急速に発展するIoTのニーズを満たすセキュアな通信とデータおよび製品セキュリティのためのソリューションを提供します。Segger社は1992年に設立され、着実に成長しています。詳細については、以下をご覧ください。https://www.segger-pocjapan.com

【ポジティブワン株式会社について】
社名 ポジティブワン株式会社（POSITIVE ONE CORPORATION）
所在地　〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂１－１２－１ 渋谷マークシティ・ウエスト22F
所在地　〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6神戸国際会館 22F

ＵＲＬ http://www.positive-one.com

ポジティブワン株式会社は、最先端技術と時代を先読みしたエンベデッドソリューションをご提供します。そのために海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できるＯＥＭハードウェアや世界標準ＩＳＯ等に準拠する品質向上のためのツールをご提供します。さらに、システムコンサルティング、エンベデッドからＰＣ、スマートフォン、サーバーを含んだハードウェアからソフトウェアまでのシステム受託開発など、皆様のプロジェクト成功のためのご支援をいたします。

【本件に関するお問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
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