- 週間ランキング
外国人介護職員支援センターは、在日フィリピン人介護職向けに、市川市での教室授業とフェイスブックSNSを利用したEラーニング(オンライン学習)を展開しているが、5月17日より現在日本で既に介護職として働いているEPA介護士向けにも講座を工夫し、案内を開始した。
今年1月の第30回介護福祉士国家試験でのフィリピン介護士の合格率は38.4%と、インドネシア人の43.2%、ベトナム人の93.7%に大きく引き離された。主な原因として、英語が達者なゆえの、日本でのタガログ語や英語の使用頻度が高いことが、漢字での専門用語がふんだんに含まれる試験勉強への障壁となっている。また、そもそも母国で自宅学習やオンライン学習というものに慣れていない人が多く、試験勉強に必要な復習のリズムを作りづらい点もあるだろう。
当センターでは、来日して間もないフィリピン人介護士たちが、日本在住10数年という在日フィリピン人介護職たちと一緒になって、切磋琢磨、勉強へのモチベーションを維持できる方法を模索しながら、彼らの支援を拡大していく予定である。まずは、試験を100点満点で合格する学習方法ではなく、ぎりぎりでも60%以上の正解率に達して合格する方法を指導していく。
オンライン学習の概要は下記ウェブサイトでの動画で確認できるようになっている。
http://caregiverjapan.org/kaigofukushishi/epa
お問い合わせ先:
一般社団法人外国人介護職員支援センター
〒272-0021 千葉県市川市八幡5-15-14
電話 047-713-6214
メール info@maripartners.net
HP http://caregiverjapan.org/
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000173926&id=bodyimage1】