過酷な環境下で最大限の信頼性を提供する自動車用グレードのTVSダイオードアレイ 2シリーズを発売 ESDおよびサージから単方向もしくは双方向の保護を提供

回路保護分野におけるグローバルリーダー、リテルヒューズ・インク （本社：米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ：LFUS）の日本法人であるLittelfuseジャパン合同会社（本社：東京都港区）は、AEC-Q101規格に準拠した超高速反応の高性能過電圧保護デバイス、TVSダイオードアレイ（SPA（R）ダイオード）「AQHVシリーズ」と「AQHV-Cシリーズ」を、本年5月上旬より発売します。

【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000173380&id=bodyimage1】

200WディスクリートTVSダイオードアレイ「AQHVシリーズ」（単方向）と「AQHV-Cシリーズ」（双方向）は、センシティブな機器が静電気放電（ESD）やその他の過渡過電圧から損傷を受けるのを防ぎます。両シリーズとも国際規格が求める最大レベル以上の連続的なESDストライクを、パフォーマンスを低下させることなく安全に吸収でき、非常に低いクランピング電圧でありながら最大8Aの誘導サージ電流を安全に消散します。
両シリーズはAEC-Q101認証済みデバイスであり、過酷な環境において最大限の信頼性を保証します。受動的なESD保護の置き換えや、プリント回路基板に保護デバイスを多用する必要がある際にも適しています。

なお、同製品は、当社の国内販売代理店を通じて販売します。


■特長
● 最大±30kVのESD保護および最大8Aのサージ電流から保護できることで、機器メーカーは業界標準に準拠できるだけでなくそれを上回ることが可能になり、装置寿命を延ばし、システムの稼動時間の増加に貢献。
● 動的抵抗を抑え、他技術に比べて最大60％低いクランピング電圧のため、小型ICを多く搭載している電子機器に理想的な保護ソリューションを提供。
● シリコンダイオード製のため、摩耗要因を持つ他技術とは異なり、パフォーマンスを低下させることなく1,000回を超える連続的なESDストライクまたはサージトランジェントに対応可能。

■用途
カーエレクトロニクスのESD保護、LED照明モジュール、モバイル／ハンドヘルド機器、CANバス（ドライブ・バイ・ワイヤ）、LINバス、RS-232およびRS-485インターフェース、汎用低速I/O、ポータブルの計測機器

■仕様（「AQHVシリーズ」「AQHV-Cシリーズ」共通）
逆スタンドオフ電圧（V）：12～36
リーク電流（μA）：1
ESD接触放電（ｋV）：±20、±30
ESD空中放電（ｋV）：±15～±30
雷耐性（8x20μs）（A）：2～8
クランプ電圧：19V～52V＠1A
電気容量（ｐF）：NA
パッケージサイズ：SOD882
チャンネル：1

※詳細については、「AQHVシリーズ」（http://www.littelfuse.co.jp/products/tvs-diode-arrays/automotive-qualified/aqhv.aspx）、「AQHV-Cシリーズ」（http://www.littelfuse.co.jp/products/tvs-diode-arrays/automotive-qualified/aqhv-c.aspx）の製品ページをご覧ください。




リテルヒューズ について
1927年創立の Littelfuse, Inc.（本社：米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ：LFUS）は、回路保護分野におけるグローバルリーダーで、電力制御およびセンサー技術での先進性を確かなものにしつつあります。当社は、ヒューズ、セミコンダクタ、ポリマー、セラミック、リレーおよびセンサーといった技術を必要とする電子機器、自動車および工業市場において世界中のお客様にサービスを提供しています。リテルヒューズは、世界各国の50 カ所を超える拠点に1万1,000人以上の従業員を抱えています。詳細についてはリテルヒューズのウェブサイトlittelfuse.comをご覧ください。

本製品に関するお問い合わせ
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