Webサイトの最適化および管理サービスを提供するSiteimprove(本社:コペンハーゲン)は、クラウド型のWebサイト品質管理ツール「Siteimprove Intelligence Platform」に、新たなSEO(検索エンジン最適化)機能「Siteimprove SEO」を追加したことを本日発表します。

 Siteimprove SEOは企業や組織のデジタル化を推進するチームや担当者が一丸となってSEO対策に取り組めるソリューションを提供することで、重要ながらも対応が難しいSEOに容易に取り組めるようにし、ウェブサイトを通じた見込み客や潜在ユーザーとの関係構築を支援します。

 SiteimproveのCEO(最高経営責任者)であるモーテン・エッベセン(Morten Ebbesen)は、次のように述べています。
「今日のデジタル世界で見込み客と関係を築くためには、検索エンジンは絶対に欠かせないものです。苦労して質の高いコンテンツをWebサイトに掲載しても、誰も見なければ何の意味もありません。だからこそ、優れたコンテンツを作成するのと同様に、スマートにSEOに取り組む必要があります。」

 過去10年間にわたって、検索エンジンは人々がどのように考え、行動し、意見するかを根本から変えてきました。今日では、例えば消費者の81%が、購買する前にオンラインで製品を調査・比較しています。企業間の取引では、この割合が94%にまで跳ね上がります。そして、あらゆる企業がSEO対策をすべきだと認識しています。しかし、検索エンジンにインデックスされるだけでは十分ではありません。

 エッベセンは、次のように続けます。
「もし死体を隠すなら、Googleの2ページ目が一番良い場所だと言われています。なぜなら、検索結果の上位10件がトラフィック全体の95%を占めているからです。つまり、検索結果の最初のページに表示されなければ、存在しないWebサイトと同じになる可能性があるということです。この問題を解決するのは容易ではありません。検索エンジンのアルゴリズムやルールは常に変化しており、ユーザーの注目を集めるための争いは熾烈を極めるからです。また、SEO対策には複数の人間が関わることが多く、お互いの施策を理解していないために、結果として非生産的な取り組みを行っていることさえありえます。Siteimprove SEOは、あらゆる規模の組織のデジタルチームにとってSEOを理解し、管理しやすくすることで、こうした課題を解決します。」

 Siteimprove SEOは、 テクニカル、コンテンツ、ユーザー体験、モバイルの4つに分類された66のチェック項目に基づき、Webサイトの検索エンジンへの対応状況を監査することができます。これらのチェック項目による結果は、SEOの全体スコアとカテゴリー別のサブスコアとして表示され、何を優先的に改善すべきかの実践的かつ実行可能な洞察を与えてくれます。

 また、多くのデジタルチームがSEO対策への時間と労力を確保できていない現状があります。そこで、Siteimprove SEOはカスタマイズ可能なワークフロー「アクティビティプラン」を提供します。競合サイトの分析、キーワードの監視、コンテンツの最適化といったSEO対策のために異なるツールを利用する代わりに、アクティビティプランを使って情報を一か所に集約することで、組織内の様々な役割や部門、地域間の連携を透明化し、より効率的に作業できるようになります。

 Siteimprove SEOのこれらの機能は、ここ数か月間でテスト利用いただいた多くのお客様から既に好評価を得ています。Siteimproveのユーザー企業であるデンマークのルコ(Ruko)社、デジタルマーケティング部門のハセ・ハンセン(Hasse Hansen)氏は、次のように述べています。
「Siteimproveの新しいSEO機能は、私たちの業務に多大なメリットをもたらすでしょう。アクティビティプランは、SEO対策にかける労力と優先順位を決めるのに役立ちます。競合サイトの分析から得られるデータは明確かつ有益で、キーワードインサイトも日常的に利用しています。さまざまなSEOキーワードで、弊社がどこにランク付けされているかを常に確認できることで、必要な箇所に対策を集中できます。」

 また、Siteimprove SEO は、Google社のサーチコンソール(Google Search Console)と連携可能なため、世界で最も利用されている検索エンジンにおいてユーザーがどのようにWebサイトを見つけ、閲覧しているかについての理解を深めることができます。さらに、どのような検索クエリが検索結果表示に繋がっているかを学ぶことで、オーディエンスをより良く理解し、業界用語を避け、ユーザー目線でサイトを作れるようになります。このように、Siteimprove SEOは、企業の戦略に基づくサイトへの流入を増やす可能性のあるキーワードの発掘と選定を支援します。

 SiteimproveのWebサイトのパフォーマンスを測定するDigital Certainty Index(TM)(DCI(TM))を使用した業界調査によると、SEOはWebサイトの運営業務の中で最も話題となっているにも関わらず、最も理解されていない分野であることがわかっています。ドイツ、フランス、英国における大手小売企業15社のSEO対策状況を評価した最近の調査によると、DCI(TM)の全体スコアは80、SEOスコアは82であることがわかりました。Siteimproveのベンチマーク調査では、スコアが71~80は「中程度」、81~90は「優良」のWebサイトに分類されます。つまり、大手小売企業は「優良」スコアの低範囲に位置しており、まだ多くの改善余地があるのが現状です。

■Web&デジタル マーケティング EXPOへの出展
 今回の新機能発表に合わせて、2018年5月9日(水)から11日(金)まで東京ビッグサイトで開催される、第12回 Web&デジタル マーケティング EXPO に出展します。出展ブースにおいて、Siteimprove SEOの紹介および、Siteimprove Intelligence Platform のコア機能であるDigital Certainty Indexの「品質管理」「SEO」「Webアクセシビリティ」の3つの観点からウェブサイトを100点満点で評価する、独自のパフォーマンスインジケーターを使ったデモを実施します。

【出展ブース番号】東23-14
イベント出展情報の詳細に関しては、以下をご参照ください。
http://d.japan-it.jp/ja/Expo/4239855/Siteimprove

■Siteimproveについて
 Siteimproveは、デジタルの世界における組織のプレゼンス(存在感)を高め、マネジメントの方法を変革します。Siteimproveの提供するSiteimprove Intelligence Platformがあれば、ウェブサイトを「見える化」できるだけでなく、重要な指標に関する洞察を得ることでき、確信をもって、日々の運用を行えます。

 世界中で6,500社を超える顧客を抱えるSiteimproveは、アムステルダム、ベルリン、コペンハーゲン、ロンドン、ミネアポリス、オスロ、シドニー、トロント、ウィーンにオフィスを構え、様々な市場にサービスを提供しています。詳しくはWebサイト* https://siteimprove.com/ja-jp/ をご覧ください。

*現在日本語サイトをリニューアル中のため英語のみとなります。ご了承ください。





情報提供元: Dream News
記事名:「 Siteimprove、デジタル戦略を推進する 検索エンジン最適化機能Siteimprove SEOを提供開始