- 週間ランキング
近年タイルの人気が高まっています。
その背景には、手仕事の風合いを生かす昭和レトロへの回帰もありますが、一方で製法や施工技術の進化に伴う用途の広がりもあります。
特に色やテクスチュアのバリエーションの広がりは見覚ましく、石や木などの自然素材の風合いや色を忠実に再現し、本物と区別できないタイルも多く発売されています。これらのタイルにより、素材の弱点であった耐久性や重量をクリアし思い通りの空間が再現できるようになりました。
本書では、国内の創業80年・老舗タイルメーカー協力のもと、大型本のビジュアルブックでタイル魅力を余すところなく紹介します。
海外の名建築に使われるタイル、国内の先進的なタイル施工事例など100件以上の事例を掲載し、建築に用いるタイルデザインの参考書として「使える」デザインブックとなっています。
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000172921&id=bodyimage1】
【書籍情報】
書 名:『TILE DESIGN BOOK タイル装飾で建築をアートに変える』
著 者:加藤 純(カトウ ジュン)
発売日:2018年4月12日
定 価:1,836円(税込)
体 裁:A4変形版・並製/240ページ
ISBN :978-4-344-91548-0
【目次】
1章 建築をアートに変える―― 進化する TILE DESIGN
2章 タイルの形状・質感で、建築空間の造形に変化を与える――Form and Texture
3章 タイルの色彩で、建物の表情を演出する――Color Ideas
4章 建物の美しさを永遠に保つ――Beauty of Utility
5章 土地と文化から生まれた芸術――Formed from Tradition
【著者プロフィール】
加藤 純(カトウ ジュン)
1974年生まれ。建築ライター・エディター。株式会社建築知識(現・エクスナレッジ)月刊「建築知識」編集部を経て、2004年よりフリーランス。出版物やWEBコンテンツ等の企画・編集・執筆を行い、建築やインテリアについて意匠、歴史、文化、工学を通して伝える。東京理科大学工学部の学部と大学院では建築学を専攻、同潤会など戦前期の集合住宅のフィールド調査研究を行った。
著書に『日本の不思議な建物101』(エクスナレッジ)、『「住まい」の秘密』<一戸建て編><マンション編>(実業之日本社)など