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※本リリースは、OpenText Corporationが2018年3月6日(北米時間)に発表したリリースの抄訳です。
EIM(エンタープライズ情報管理)ソリューションのリーダーである、OpenText(本社:加オンタリオ州ウォータールー、NASDAQ:OTEX、TSX:OTC、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:萩野武志、以下オープンテキスト)は本日、BNPパリバ・グループ傘下で、消費者信用・抵当貸付を専門とするBNPパリバ・パーソナル・ファイナンス社が、顧客とのコミュニケーションの流れを全面的に合理化するため、「OpenText Exstream」を採用したことを発表しました。
世界28カ国で事業を展開するBNPパリバ・パーソナル・ファイナンス社は、約2万人の従業員と2,700万人の顧客を擁し、フランスでは、「Cofinoga」「Cetelem」という2つの主力ブランドで金融商品を販売しています。
BNPパリバ・パーソナル・ファイナンス社が、フランス法人内に接客業務の最適化と社外コミュニケーションの管理に特化したコンピテンスセンターの開設を決定したのは3年前のことでした。本プロジェクトの導入に伴い、カスタマーコミュニケーションのコスト削減や、柔軟なコミュニケーション機能、そしてアクティビティの急増にも耐えうる拡張性を備えたソリューションが必要となりました。そこで、顧客の使用するすべてのコミュニケーション・チャネルの統合化に役立つ製品として「OpenText Exstream」が選ばれました。
BNPパリバ・パーソナル・ファイナンス社はこれまで、異なるコミュニケーションの流れを管理するため、個別に複数のソリューションを使用しており、新規のマーケティング・メッセージの送信時には、各チャネルの種類に応じて、それぞれのツール内で変更が必要でした。OpenText Exstreamの導入に伴い、今後はあらゆる種類のコミュニケーション(特にマルチチャネル)を単一プラットフォームで管理しつつ、コミュニケーションの高度なパーソナル化にも対応できるようになります。
また、OpenText Exstreamの導入により、BNPパリバ・パーソナル・ファイナンス社は、顧客とのやり取りで使用される紙の量も半分に削減できます。こうした移行は、大量の印刷物を郵送する代わりに、PDFファイルまたは電子メールを使用することで実現したもので、顧客管理の観点で大幅な時間の節約と効率化が実現します。同社が使用していたクーリエ便の件数も、5,000件から400件と大幅に削減されました。最後に、通常の郵便物に企業ロゴや免責条項を挿入する作業も、今では完全に自動化されており、コミュニケーション・チャネルを通じてブランドの一貫性が保証されています。
BNPパリバ・パーソナル・ファイナンス社のコンピテンスセンターのプロジェクトマネージャ兼開発責任者であるNathalie Disses氏は、次のように述べています。「今回のプロジェクトの結果は、極めて良好です。OpenText Exstreamを使用することで、すべてのチャネルでシンプルなコミュニケーションがサポートされます。これまでと比べてコミュニケーションの管理が大幅に行き届いているだけでなく、変化への対応もより柔軟に行うことができます」
こうした成功を踏まえて、BNPパリバ社では、デジタル化プロジェクトの継続を目指しており、顧客の利用しやすいチャネルにおけるコミュニケーションのパーソナル化を引き続き実施すると同時に、顧客とのつながりを最適化しつつ、市場の需要における将来的な変化への対応も実現していきます。
■オープンテキストについて
オープンテキストは、企業や組織におけるクラウドまたはオンプレミスでの情報活用を適切な方法で支援し、新たなデジタル社会を実現することを目標としています。オープンテキスト国内グループとしては、ECMおよびBPM製品を中心に国内におけるエンタープライズ情報管理(EIM)ソリューションの販売やサービスを提供しているオープンテキスト株式会社、EIMの重要な要素の1つであるクラウドサービスの分野において、クラウド型メッセージングサービスを提供するEasyLink社(日本法人:エクスパダイト株式会社)、B2Bインテグレーションサービス/EDIを展開するGXS社(日本法人:GXS株式会社)、組み込み型BIとビッグデータ分析を提供するOpenText Actuate事業、および顧客エンゲージメントソリューションを提供するカスタマーエクスペリエンス・ソフトウェア事業において、各事業間の相乗効果を高めながら、日本のお客様に価値あるソリューションを提供しています。
オープンテキスト株式会社 http://www.opentext.co.jp
エクスパダイト株式会社 http://xpe-opentext.jp/
GXS株式会社 http://www.gxs.co.jp