【機能追加における背景】
昨年10月に文部科学省より提言された「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」上では、インターネット接続セグメントに機微情報を持ち出す場合は、ファイルを暗号化するもしくはパスワードの設定をすることを推奨されております。しかしながらネットワーク分離環境下でのファイル授受の仕組みと、ファイル暗号化の仕組みを別々に導入するには費用も手間もかかり、予算が確保しにくいという課題がありました。
これを解決する為、国産ファイル無害化授受製品としてトップクラスの自治体への納入実績を誇るネットワーク間ファイル交換システム「Smooth Fileネットワーク分離モデル」に、インターネットセグメントへファイルを持ちだす際に、自動的に当該ファイルをパスワード付きZIPファイルへ変換する事で安全性を高めながら、コスト負担と運用負荷を軽減する事を実現いたします。

【本リリースにおけるポイント】
教育情報セキュリティガイドラインが推奨されている3つに分離されたネットワーク間のファイル授受を1台で実施できる本製品にて、更に自動的にパスワードを付加したZIPファイルへ変換する機能を実装することで、コスト負担の軽減と利便性の向上を実現し、教育現場におけるファイル授受のオールインワンソリューションとしてより価値ある製品としてご提供いたします。
ファイル授受時にユーザーが意識することなく自動でパスワード付きZIPファイルに変換することで、ユーザーの運用負荷を増加させる事なく、ファイル流出時の情報漏えいリスクを軽減することが可能となります。

自動パスワードZIP化機能(特許出願中) イメージ

 その他、無害化前のファイルの原本を同システム内に保管することができる原本管理機能や、ファイル登録時のユーザー負荷を軽減する為、より利便性の高いインターフェースとなるようドラッグ&ドロップ操作でファイルの移動が可能となる機能の追加を行います。尚、今回発表の機能については、全てバージョンアップにて標準実装いたします。圧倒的低コストでファイルの交換、無害化、暗号化が1台で可能となる一体型製品で標的型攻撃などによるリスクから機微情報を守ります。

【リリース詳細】
リリース詳細はこちらをご覧ください(PDF)
http://www.plott.co.jp/common/pdf/pr_180301.pdf
※PDF ファイルをご覧になる時は「アドビシステムズ社」の Adobe Reader が必要です。

【Smooth Fileネットワーク分離モデルについて】
プロットが開発・提供する、分離されたネットワーク間での安全なファイル交換を実現する「ファイル交換ソリューション」。Microsoft OfficeファイルやPDFファイル、画像ファイルから、マクロ領域やメタ領域・スクリプト領域、埋め込みオブジェクトなどを除去する事で、安全に利用できる状態に消毒を行う「ファイル無害化機能」を実装している事を特徴とし、自治体をはじめとして150を超える導入実績を持つ。双方での交換だけでなく、3セグメントでの分離環境でも1台で対応可能となっているため様々な現場での導入が進んでいる。
インターネット系ネットワークと基幹系ネットワーク間での全てのファイルのやり取りのログを蓄積する事は勿論、ファイル移動時の上長承認機能や各種制限などを、導入組織のセキュリティポリシーに合わせた、柔軟な運用利便性も評価されている。
http://www.smoothfile.jp/separation/

【株式会社プロットについて】
プロットは2018年にて創業50周年を迎えました。「Create Next Communication(次世代コミュニケーションの創造)」を目指して、セキュアコミュニケーションテクノロジー分野においてファイル送受信の効率化、ファイルやメールの無害化対策、標的型攻撃メール対策など民間企業、公共機関問わずご利用いただけるソリューションを自社開発にて提供しています。(https://www.plott.co.jp/

※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※Adobe Readerは、米国および他の国々で登録されたアドビシステムズ社の商標です。
※プレスリリースに記載された仕様、サービス内容などは現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。予めご了承ください。

===本件に関するお問合わせ==========================================
■製品やサービス関するお問合わせ
広報担当:坂田、上田
TEL:03-5730-1400、052-228-6655






情報提供元: Dream News