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30年以上、認知症患者・家族と向き合ってきた専門医が、
初期症状を見抜くポイントと、重度化を防ぐ秘訣を解説
本人も家族も気づかず、医師の診断も受けていない……隠れた認知症患者は250万人ともいわれています。認知症といえば、会話ができなくなる、昼夜を問わず徘徊する、暴力をふるう……そんなイメージが強いかもしれません。
しかし、これらは「重度化」した認知症の症状です。早い段階で認知症を発見し、適切なケアを開始すれば、認知症の重度化を防ぐことができるのです。
本書では、「隠れ認知症」の存在にスポットを当て、認知症のメカニズムと治療の基礎知識、認知症を見抜くポイントと、その後、症状が進行しても患者と家族が穏やかに人生を送るためのアドバイスをまとめています。
【書籍情報】
書 名:『早期発見+早期ケアで怖くない 隠れ認知症』
著 者:旭 俊臣(アサヒ トシオミ)
発売日:2018年1月31日
定 価:1,512円(税込)
体 裁:四六判並製/250ページ
ISBN :978-4-344-91527-5
【目次】
第1章 本人も家族も気づかず、医師の診断も受けていない……隠れた認知症患者250万人の時代
第2章 早期発見・早期ケアで進行を遅らせる! 押さえておくべき認知症のメカニズムと治療の基礎知識
第3章 症状の具体例でチェック。初期から中期の認知症を見抜くポイント
第4章 患者の半数に効果あり。早期の認知症リハビリで進行を遅らせる
第5章 中期には「パーソンセンタードケア」で周辺症状“BPSD”を軽減する
第6章 万が一、重度化したら――後期・終末期に備えて身につけておくべきリハビリのポイント
【著者プロフィール】
千葉大学医学部を卒業後、銚子市立病院精神科、松戸市立病院神経内科を経て、旭神経内科病院を設立、院長に就任。介護老人保護施設栗ヶ沢デイホーム施設長、千葉県東葛北部地域リハビリテーション広域支援センター長を兼任。2002年には、回復期リハビリテーション病棟を開設。2004年に旭神経内科リハビリテーション病院に改称。認知症、寝たきりになっても、住み慣れた地域で長く暮らせる街づくりに取り組んでいる。日本神経学会認定神経内科専門医。日本リハビリテーション科専門医。日本認知症ケア学会平成26年度奨励賞、2016年第25回若月賞受賞。