・幅広い電動化・ハイブリッド化技術を展示
・各種ソリューションで排出量、燃費、性能を最適化
・48Vハイブリッドと純粋な電気アプリケーションにフォーカス

 ボルグワーナー(本社:アメリカ合衆国ミシガン州アーバンヒルズ、社長兼最高経営責任者:ジェームズ・ベリアー/James Verrier)は、2018年1月17日から19日まで、第9回EV・HEV 駆動システム技術展~EV JAPAN~(総称:オートモーティブワールド2018)にて、ハイブリッド車と電気自動車向けの多数のソリューションを展示します。東京ビッグサイト(国際展示場)東6ホールの小間番号E57-40において電気駆動システムへの移行を支援する技術にフォーカスします。内燃機関、ハイブリッド車、電気自動車向けのクリーンで高効率な技術ソリューションを提供するグローバルなリーディングカンパニーであるボルグワーナーは、iBAS(integrated belt alternator starter)、電動ドライブモジュール(eDM)、高電圧キャビンヒーター、軸外P2モジュールなどの製品ポートフォリオを展示します。

 ボルグワーナーの先進的なeDMは、さまざまなモーターサイズ向けに提供されています。P4タイプのハイブリッド車と純粋な電気自動車向けのこの革新的な技術は、同社の高電圧ヘアピン(HVH)技術と高効率トランスミッション「eGearDrive(R)」を統合し、低コストで軽量かつコンパクトな設計によって効率的なハイブリッド化を実現します。

 48Vアプリケーションでの使用向けに開発されたボルグワーナーのiBASは、燃費を大幅に改善します。静かで速やかなエンジン始動を促すほか、この統合オルタネーターは内蔵型パワーエレクトロニクスを特徴としており、要求に応じてトルクを加え、回生ブレーキを作動させ、発電機でエネルギーを生み出すことでハイブリッドの機能を提供しています。

 暖房・換気・空調(HVAC)システムの一部を構成する、ボルグワーナーの主力の高電圧キャビンヒーターは、セラミックのPTCコンポーネントを使用し、送風機から送られる空気を暖めます。業界初となるこのシステムはデュアルゾーン機能を提供し、ドライバーと同乗者の快適性を高めるとともに、エネルギー効率を高めます。高熱が急速に届けられるだけでなく、フロントガラスの曇りが簡単に取れます。このシステムのPTCコンポーネントは、高温になると自動的に出力が弱まり、最終的には停止するため、最適な調整が可能であり、オーバーヒートを防止します。

 電動駆動コンセプトに対する需要の高まりに対応するボルグワーナーの軸外P2ハイブリッドモジュールは、内燃機関自動車のハイブリッド車へのコスト効率に優れた転換を可能にします。エンジンとトランスミッションの間に位置するこのモジュールは、デュアルマスフライホイール、クラッチ制御モジュール、主軸に沿って取り付けられたエンジン切断クラッチと高電圧トラクションモーターを組み合わせています。それによって、この先進的なシステムは、再生ブレーキやブースティング、停止/始動能力、そして純粋な電気駆動といったハイブリッド機能を提供します。

 ボルグワーナーのマーケティング担当副社長 スコット・ジレット(Scott Gallett)は、「ボルグワーナーは、よりクリーンでエネルギー効率に優れた自動車社会の実現を目指し、駆動ソリューションの開発に尽力してまいりました。アジア各国における電動化のトレンドが急速に拡大し続ける中、毎年開催されるこのオートモーティブワールドは、当社の幅広いノウハウと豊富な製品ポートフォリオを紹介するまたとない機会です。」と述べています。

ボルグワーナーについて
ボルグワーナー(NYSE: BWA)は、自動車の内燃機関、ハイブリッド、電気自動車向けのクリーンで高効率な技術ソリューションを提供するグローバルなリーディングカンパニーです。世界17カ国64カ所に生産・開発拠点を持ち、全世界でおよそ27,000人の従業員を擁しています。詳細については、borgwarner.comをご覧ください。




情報提供元: Dream News