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本資料は、2017年12月6日に米CAが発表した情報の抄訳です。
(2017年12月6日、ニューヨーク発)
CA Technologies(本社:米国ニューヨーク州、マディソン・アヴェニュー、CEO:マイケル・グレゴア)は、KubeCon + CloudNativeCon(テキサス州オースチン、12月6日~8日開催)において、Cloud Native Computing Foundation (CNCF)への加盟を発表しました。CNCFは2015年に創設、Kubernetes(R)やPrometheusといったオープンソース技術の支援・統合化を推進しています。
今日、あらゆる企業は、ITの生産性を向上させ、収益性を高めるために、モダン・ソフトウェア・ファクトリを構築する必要があります。企業は、クラウド・ネイティブの技術と手法を導入することで、ソフトウェア開発とIT化を促進できます。素早い取り組みにより、競合他社に先んじて、より優れたサービスをお客様に提供することができます。今後、コンテナベースの仮想化技術とその導入が企業に浸透し、Kubernetesなどオープンなコンテナ・オーケストレーション・プラットフォームが、次世代マイクロサービス・ベースのクラウド・アプリケーションやサービスにおける主要なインフラストラクチャの構成要素になっていくことが見込まれます。
CA Technologies インキュベーション担当シニア・バイス・プレジデント Howard Abrams
モダン・ソフトウェア・ファクトリでは、Kubernetesでマイクロサービスのあらゆる性能を発揮させる高度なビジュアル設計、インテリジェント・アラートの技術といった、コンテナセントリックな機能が欠かせません。CNCFのメンバー加盟により、CNCFプロジェクトを推進し、市場を形成し、本質的なオープンソース・コミュニティの方向性にいっそう貢献する機会を得ることができます。
CAのCNCF参加は、オープンスタンダードとオープンソースへの関与の新たな一例です。CAは、Kubernetesプロジェクト、Prometheus CNCFプロジェクト、それぞれへの貢献を拡大させていきます。さらに他のオープンソースのコンソーシアムでも指導的役割を担い、Eclipse Foundation取締役会メンバー、Cloud Foundry Foundationメンバー、OpenAPIメンバー、Open Mainframe Foundationメンバーを務めています。
CAは、国際的に認知されているオープン標準組織と革新的なオープンソース・コミュニティとの間で大きな相乗効果を生んでいます。CAのOASIS取締役会での再選により、新たに立ち上がったOASIS Open Projectsイニシアチブの開発活動にも貢献していきます。
CA Acceleratorプログラムは、新しい事業アイデアと有機的なイノベーションへの投資を促進するものです。以下の開発と成長を支援しています。
・Yipee.io: DevOpsのコラボレーションを容易にし、Kubernetesも含むオーケストレーションにとらわれない方法で、コンテナ化されたマイクロサービス・ベースのアプリケーションを可視化モデリングと構築を可能にします。
・FreshTracks.io: PrometheusやKubernetesを使用している開発者や運用エンジニアにとって最新のDevOpsフレンドリーなソリューションとして、インテリジェントでアダプティブなしきい値・異常アラート機能を提供します。
Cloud Native Computing Foundation エグゼクティブ・ディレクタ Dan Kohn氏
CNCFはCA Technologiesの加盟を心から歓迎します。成長を続けるこのコミュニティへのCAの貢献を楽しみにしています。クラウド・ネイティブ・コンピューティングのさらなる進展のために、私たちの年次イベントには、オープンソースのクラウド・ネイティブ・コミュニティからすべてのCNCFプロジェクトと主要な技術者が参加します。
FreshTracks.ioのBob Cotton氏は、PrometheusのコントリビュータであるFrederic Branczyk氏とTom Wilkie氏が参加するPrometheus Salonで講演予定です。
CA Technologiesについて
CA Technologies (NASDAQ: CA) は、ビジネスの変革を推進するソフトウェアを提供し、アプリケーション・エコノミーにおいて企業がビジネス・チャンスをつかめるよう支援します。ソフトウェアはあらゆる業界であらゆるビジネスの中核を担っています。プランニングから開発、管理、セキュリティまで、CAは世界中の企業と協力し、モバイル、プライベート・クラウドやパブリック・クラウド、分散環境、メインフレーム環境にわたって、人々の生活やビジネス、コミュニケーションの方法に変化をもたらしています。CA Technologiesの詳しい情報については、<http://www.ca.com/us.html>(米CA Technologies)、<http://www.ca.com/jp> (日本)をご覧ください。また、ツイッターについては、https://twitter.com/ca_japanをご覧ください。
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