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株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森崎孝、以下「MRI」)は、鉄道各社などの協力を得て、関西国際空港から出国した外国人旅行者に対するアンケート調査(「関西インバウンドマーケティング基礎調査(2017)」)を実施し、2017年11月7日に発表しました。
ご協力いただいた企業は、西日本旅客鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社、阪急阪神ホールディングス株式会社、南海電気鉄道株式会社、京阪ホールディングス株式会社および関西エアポート株式会社の6社です。
1.経緯
2016年の訪日外国人旅行者は2403万人と増加を続けています。中でも関西地域は好調で、関西国際空港の外国人旅客数は5年連続で過去最高を更新し、1217万人となりました。
MRIでは2008年以降、関西の訪日外国人旅行者に対する調査を実施し、その動向を把握しています。
2.調査結果
(1)京都よりも大阪が人気
大阪市内の難波・心斎橋エリアには、関西でもっとも多い702万人が1年間で足を運びました。これは訪日外国人旅行者全体の3割に当たります。京都では東山エリアが最多で、年間480万人が訪れています。
(2)個人旅行の増加により回遊性が向上
延べ1434万人の外国人旅行者が大阪-京都間を移動。大阪府内を延べ5796万人が移動しました。
(3)大阪滞在は4~5日
日本での平均滞在期間は、東アジアからがほぼ1週間以内、欧米・豪州からで9~13日程度。このうち、大阪での滞在はいずれも、おおむね4~5日となっています。
3.調査概要
○対象:関西国際空港から出国する外国人旅行者 約4000サンプル
※主要9カ国・地域(中国・韓国・台湾・香港・欧州・米国・タイ・ASEAN(除タイ)・豪州)を割付回収
○時期:2017年2月および7月
○手法:調査員による聞き取り調査
○内容:関西観光地の認知・訪問状況・再訪意向、移動経路と利用交通機関、宿泊先など
○結果:訪日外国人旅行者の旅行実態
(1)主要9カ国・地域別の関西地域の観光地・エリア別の事前認知率・訪問率・再訪意向率
(2)関西地域の観光地・エリア別の訪問客数(推計値)
(3)関西地域の観光地・エリア間の移動経路と流動量・交通機関シェア(推計値)
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【内容に関するお問い合わせ】
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