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2017年10月11日
本プレスリリースは、2017年9月25日にアメリカ合衆国で発表された英文リリースの抄訳版です。
ボルグワーナー(本社:アメリカ合衆国ミシガン州アーバンヒルズ、社長兼最高経営責任者:ジェームズ・ベリアー/James Verrier)は、成長を遂げている商用ハイブリッド/電気自動車市場向けに幅広い製品ポートフォリオを提供し、排出ガス規制の適合と燃費目標の達成を支援します。商用ハイブリッド/電気自動車市場は平均して32.9%の年間成長率が見込まれ、2017年の4万9000台から2020年には11万5000台に増加すると予想されています。※
ボルグワーナーの汎用性の高いHVH410およびHVH250電動モーターは、特許取得済みの高電圧ヘアピン(HVH)ステータ巻線技術を搭載し、業界をリードする出力・トルク密度を実現。最大300kW(402HP)の出力、95%を超える高効率を発揮します。HVH410電動モーターは、最大2,000Nmのトルクを発生し、クラス7(車両総重量約12t~15t)およびクラス8(車両総重量約15t超)のハイブリッド/電気アプリケーションに適用されます。またHVH250電動モーターは、最大425Nmのトルクを発生します。
さらに、ボルグワーナーの48Vの高効率モーター/発電機は、優れたシステム効率とエネルギー回収能力で電力需要の増加に対応します。ボルグワーナーの電動コンプレッサー、eBooster(R)は、すでに市場に登場しており、排気量5L未満の小型商用エンジンに活用されています。現在、排気量13Lまでのエンジンに適した、大型タイプも開発中です。ボルグワーナーのeTurboTMテクノロジーは、車載バッテリーを再充電するための発電機能により、電動ブースターを一歩前進させました。eTurboTMは小型および大型商用車エンジン向けに、異なる2つのサイズで開発されています。
また、社内およびお客様と共同で、様々な電動ターボ機器を開発中です。その例として、電気出力が可能な有機ランキンサイクル(ORC)エキスパンダー、eTurbocompounding (タービン発電機)、ガスタービン・レンジエクステンダーなどがあり、いずれも商用電気自動車への適用が可能です。ボルグワーナーは、ジョージア州アトランタで開催されたNorth American Commercial Vehicle Show(NACV Show )で、内燃機関、ハイブリッド、電気自動車に関する幅広いテクノロジーを展示しました。
ボルグワーナーの最高技術責任者であるクリストファー・トーマス(Christopher P. Thomas)は、「商用車向け駆動システムの成長促進要因は変化しつつあります。トラックや輸送車両において、環境への影響と燃費は引き続き重要な課題ですが、現在新たな課題に直面しています。ゼロエミッションゾーンや騒音規制ゾーンを設け、内燃機関搭載車両を制限する都市が増えているためです。当社の最新技術は、大型輸送車両にクリーンなハイブリッド/電気駆動システムという選択肢をもたらすでしょう。」と述べています。
※Knibb, Gormezano and Partners(KGP)による「世界商用車用エンジン、アフタートリートメント、およびトランスミッションに関する年次予測」
ボルグワーナーについて
ボルグワーナー(NYSE: BWA)は、自動車の内燃機関、ハイブリッド車、電気自動車向けのクリーンで高効率な技術ソリューションを提供するグローバルなリーディングカンパニーです。世界17カ国62カ所に生産・開発拠点を持ち、全世界でおよそ27,000人の従業員を擁しています。詳細については、borgwarner.comをご覧ください。