株式会社テクノア(本社:岐阜県岐阜市、社長:山﨑耕治)は、精密板金業・システム開発の株式会社小林製作所(本社:石川県白山市、社長:小林靖典)が開発・販売を行う製造業向け映像記録システム「カイゼンカメラ Sopak-C」の販売契約を2017年9月15日に締結しました。9月29日より多品種少量生産型部品加工業向け生産管理システム「TECHS-BK」と、「カイゼンカメラ Sopak-C」の連携オプション機能を販売開始しました。 

 「TECHSシリーズ」は1994年発売開始以来、今日まで全国に3,000社を超える導入実績があり、その中でも「TECHS-BK」は、多品種少量型の部品加工業様向けに開発された、中小企業のための生産管理システムです。バーコードリーダーやハンディターミナルを利用し、リアルタイムに進捗状況や仕掛中の原価を把握することで、的確なコストダウンや納期対策に効果的です。 業務の効率化はもちろん、PDCA活用の支援ツールとして、経営力の強化、企業体質の改善を図るためのITソリューションです。本年7月には「TECHSシリーズ」として、生産管理パッケージ部門で2016年度出荷本数No.1の栄冠を獲得いたしました。(富士キメラ総研調べ)

「カイゼンカメラ Sopak-C」は「製造現場の『過去・現在』を、すべて映像で閲覧できる」をコンセプトとしたIoTシステムです。製造現場に設置したカメラで様々な状況を映像で記録し、問題の分析・解決を行い、品質と生産性の向上に貢献します。従来の監視カメラのように状況を録画するだけではなく、問題が発生した時点への速やかなロールバックや多画面同時再生での分析など、トレーサビリティに優れたシステムです。

「TECHS-BK」との連携で、「TECHS-BK」の作業実績に登録されている情報(数値データ)と「カイゼンカメラ Sopak-C」に登録された作業状況映像がリンクして表示できます。これにより、作業実績に不良情報が登録されている場合でも、1クリックでその状況映像を参照できるため、迅速な不良原因の分析や改善の検討に役立ちます。また、記録された映像は作業の動画マニュアルとして、「TECHS-BK」から1クリックで参照できます。

 日本の製造業の根本を支える中小製造業が利益体質化を図り、元気良く活躍するためには、システムによる情報管理の推進と、それによる「見える化」、「IoT対応」が必須です。その中で「TECHS-BK」と「カイゼンカメラSopak-C」の連携は、業務効率の向上、人材育成を図る上での技術伝承など、「見える化」を推進し、中小製造業の生産性向上、IoT化の推進に貢献します。


■主なポイント

「カイゼンカメラ Sopak-C」は、製造現場の記録を行うカメラシステムです。
「カイゼンカメラ Sopak-C」は町工場から生まれた使いやすいシステムです。「製造現場の『過去・現在』を、すべて映像で閲覧できる」をコンセプトとし、製造現場にカメラとサーバーを設置することで、製造現場のリアルタイム映像、そして過去の映像を、すぐに閲覧できるようになります。作業の問題点や物の流れの分析に必要な映像を常時撮影し、何年間でも映像を保持することが可能です。複数画面での作業動画比較や動画手順書作成などの機能も備えています。全社的なカイゼン活動に最適なカメラシステムです。(※国際特許取得済)
ネットワークカメラは6台構成を基本とし、後々のカメラの追加も簡単にできます。
 ※記録時間はサーバー容量、撮影間隔により異なります。

「TECHS-BK」の持つ数値データが、現場の映像に繋がります。
従来、「TECHS-BK」では作業進捗、原価を数値化することで現場の「見える化」を図ってきました。連携により「TECHS-BK」の持つ作業実績データから「カイゼンカメラSopak-C」に保存された画像記録を1クリックで参照して、数値化しづらい現場の実態を映像で把握できるようになります。実績データと作業現場状況の映像が繋がることで、「見える化」がさらに推進されます。



■お問い合わせ窓口
株式会社テクノア 東京本部 販促課
TEL 03-5649-3211 FAX 03-5649-3301
製品HP: http://www.techs-s.com/
会社HP: http://www.technoa.co.jp/


株式会社小林製作所 開発室
TEL 076-277-7330 FAX 076-277-7331
製品HP: http://www.kobayashi-mfg.co.jp/sopakc.html
会社HP: http://www.kobayashi-mfg.co.jp/









情報提供元: Dream News