9月28日(木)、今までにない新しい形の美術全集が集英社より生まれます。
今までの美術全集は、画家別や時代を追って構成されたものが大半でした。集英社創業90周年記念企画『ART GALLERY テーマで見る世界の名画』は、『ヴィーナス』『肖像画』『風景画』…とテーマ別というまったく新しい角度から、豊かな美術鑑賞の楽しみを提案します。




『ART GALLERY テーマで見る世界の名画』 5つの特徴

1)古代ローマから2006年までの世界の名画を、テーマごとに全10巻で構成
「ヴィーナス」「肖像画」「風景画」「宗教画」などのテーマごとに作品を見ることによって、時代や画家の枠を超えた新たな発見と感動が生まれます。
※第6巻は、日本初の本格的な静物画画集。
【各巻テーマ】 
第1巻『ヴィーナス』 第2巻『肖像画』 第3巻『風景画』 第4巻『宗教画』 第5巻『ヌード』 第6巻『静物画』 第7巻『風俗画』 第8巻『歴史画』 第9巻『神話と物語』 第10巻『象徴と寓意』

2)約300人の作家の作品、合計650点以上に及ぶ図版をすべてカラーで収録
テーマにそって、各責任編集者が厳選した名画が並びます。親しみのある名画はもちろん、まだ、知られていない名画も収録しています。
※中学校・高校の教科書に掲載されている作品も多数収録。

3)専門家による充実した図版解説と、各テーマの時代背景を詳しく解説
各作品には、その作品の理解が深まる丁寧な解説を加えました。さらに、モノクロページでは、各テーマがどのように描かれてきたかを歴史の流れの中でとらえます。
※各巻末には詳しい年表も収録。

4)作家、漫画家、評論家、研究者による読み応えのあるエッセイを各巻に収録
作家、漫画家、評論家、研究者の方々に、各巻のテーマに関連したエッセイを書き下ろしていただきました。さまざまなジャンルの方々が、独自の視点で絵画を語ります。

5)収録絵画の魅力が存分に伝わる大判美麗本仕様
作品の美しさを細部のタッチまでたっぷりと味わえるよう30×30センチの大判サイズを採用。最新の印刷技術で作品の息吹を感じられる、高いクオリティでの仕上がりを実現しました。

●監修者
青柳正規(前文化庁長官/東京大学名誉教授/山梨県立美術館館長)
木島俊介(ポーラ美術館館長/Bunkamuraザ・ミュージアムプロデューサー)
中野京子(ドイツ文学者/美術評論家)



《ヴィーナスの誕生》サンドロ・ボッティチェリ 第1巻『ヴィーナス』より

●第1巻『ヴィーナス 豊穣なる愛と美の女神』
責任編集/青柳正規(前文化庁長官・東京大学名誉教授/山梨県立美術館館長)
渡辺晋輔(国立西洋美術館)
定価:本体5,000円+税
2017年9月28日(木)発売

目次
第1章 美を体現する女神
第2章 天上の愛と地上の愛
第3章 豊饒と繁栄の象徴
「ヴィーナス」の系譜/青柳正規(前文化庁長官・東京大学名誉教授)
★エッセイ=ヴィーナスのいない国から/橋本治(作家)
★ある視点=ヴィーナスになった女たち/鹿島茂(フランス文学者)
★ギャラリー・トーク=「帰属作」と「工房作」/渡辺晋輔(国立西洋美術館)




《真珠の耳飾りの少女》ヨハネス・フェルメール 第2巻『肖像画』より

●第2巻『肖像画』
責任編集/大高 保二郎(早稲田大学名誉教授)
定価:本体5,000円+税
2017年9月28日(木)発売

目次
第1章 肖像画の歩み
第2章 さまざまに生きる人間像
第3章 家族・群像そして自画像へ
肖像画の系譜/大高 保二郎(早稲田大学名誉教授)
★エッセイ=肖像画の旅/伊集院静(作家)
★ある視点=荒木流!絵画鑑賞術/荒木飛呂彦(漫画家)
★ギャラリー・トーク=マスメディアとしての肖像/渡辺晋輔(国立西洋美術館)

Photo:Bridgeman Images / DNPartcom

監修者、責任編集者による「本書の特徴」などの動画がご覧いただける、
「ART GALLERY テーマで見る世界の名画」公式サイトはこちら
https://www.shueisha.co.jp/artgallery/


【お問い合わせ先】株式会社集英社 広報部 電話03-3230-6314








情報提供元: Dream News