情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都港区/社長:藤崎清孝)は、2017年8月度のオークネットバイクオークションにおける成約台数を集計し、排気量別ランキングベスト5をまとめました。

 当ランキングは、全国約4,400店のバイク販売店が、販売プロセスの一環であるオークネットバイクオークションを利用し、ご成約頂いた車両について、排気量別に分けて集計したものです。


<50cc~125ccクラス 絶版車の注目>

 50ccは、生産中止モデルの動向が慌ただしく見受けられました。ズーマー(ホンダ)は評価3点中中※ の5千Kmが11.2万円と高値です。DT50(ヤマハ)も評価3点中下※の7千Kmで17.2万円と相当な高値をつけました。モンキー(ホンダ)も相変わらず評価3点下中中※の*3.1千kmが16.6万円までせり上がりました。CL50(ホンダ)の評価2点は5.1万円まで上昇しました。原付二種でも、リード125(ホンダ)の白色で、評価4点中中※ の9.6千Kmが17.0万円と、全体的に堅調なケースが目立ちました。


<250ccクラス 全体的に相場は安定>

 ビックスクーターは全体的に相場が安定し始めていますが、走行3万Km以上や評価2点車は厳しい状態です。評価3点車を中心に10万円台前半の相場が展開されています。TW200(ヤマハ)も評価3点中中中※の* 1.3千kmで10.2万円と二桁を超える高値となりました。珍しいところでは、TLM220R(ホンダ)の評価4点車は18.0万円、セロー225セル(ヤマハ)の評価3点下中少※は2万Kmで7.6万円と前月並みでした。


<400ccクラス 人気のSFは堅調>

 人気のCB400SF(ホンダ)は、H23年トリコロールカラー評価4点中中※の2.3万Kmが37.4万円で成約し、以前より価格が下がり買いやすくなっていますが、堅調傾向であります。同じCB400SFのH13年の青色、評価4点中中※ 4.8千Kmでも24.0万円。珍しいところでは、NS400R(ホンダ)の評価3点下中中※は、カウルがしっかりしていたこともあり39.0万円まで上昇しました。


<401ccクラス 高年式車の大台越え続く>

 輸出需要により高年式車の高値が続く中、隼(スズキ)のH22年、評価4点上中小※の白色、2千Kmは108.8万円の高値です。ZX-6(カワサキ)のH26年、評価3点中下※の1.2万Kmも75万円まで上昇しました。最近では、ハーレーサイドカーの高値が続き、H9年で走行僅か4.9千Kmの評価4点中上大※が85万円の売り尽くしから123.4万円まで一気に上昇しました。ハーレーの新古車も増加傾向が続いています。


走行距離の前に表示している「*」マークは、走行距離減算車。

※評価について

「総合・外装・機能」の順番で表記。

 ・総合:10段階評価、(9~0点)

 ・外装:5段階評価、(優・上・中・下・劣)

 ・機能:5段階評価、(優・上・中・下・劣)


 今後もオークネットでは、モーターサイクル市場での成約ランキングのほか、様々な注目度の高い情報を発信して参ります。


※本データに関しては、提供元としてオークネットという企業名を記載の上でご自由にご利用ください。


■本件に関するお問い合わせは 株式会社オークネット 
総合企画室 土屋貴幸、吉岡祐二、伊藤慶子
TEL:03-6440-2530 MAIL:request@ns.aucnet.co.jp




情報提供元: Dream News