2017年6月21日、太陽光発電業界における世界的なリーダーであるジンコソーラーは、富士電機に38.4MWのモジュールを供給すると本日発表した。同モジュールは、北海道の苫小牧における太陽光発電所建設のために使用される。


契約条件によると、同社は2017年7月から11月までの期間、北海道の太陽光発電所に高効率モジュールを納品する。当該プロジェクトは、10MWhの洗練されたエネルギー貯蔵システムを持ち、様々な出力変動に対応することができる。本発電所は2018年中に運転開始となる予定であり、固定価格買取制度(”FIT”)の下、1W当たりに40円の買い取り単価を享受する。なお、本発電所は、国内の機関投資家、ドイツのアキラ・キャピタル、日本グリーン電力開発株式会社が匿名組合出資を通じて資金を提供している。GIキャピタル・マネジメント株式会社が本発電所に対してアセット・マネジメントを行う。


「富士電機(株)は『エネルギー・環境技術の革新により、安全・安心で持続可能な社会の実現に貢献します』を経営方針の一つに掲げている。北海道の太陽光発電所建設はまさに富士電機経営方針を実現するプロジェクトであり、太陽電池モジュールを供給するジンコソーラーへの期待は大きい。富士電機はジンコソーラーを大切なパートナー企業と考えている。」と富士電機株式会社 発電・社会インフラ事業本部 新エネプラント事業部 太陽光・風力発電技術部の佐々木部長はコメントした。


ジンコソーラーのグローバル販売及びマーケティングのジェナー・ミャオ副社長は「北海道のこの興味深いプロジェクトにおいて、富士電機と協同することができ、嬉しく思っている。弊社は、パートナーの皆様が信頼し得る高品質の太陽光発電用パネルを提供し、日本におけるグリーンエネルギーの発展に尽力し続ける。」とコメントした。


ジンコソーラーについて

ジンコソーラー(ニューヨーク証券取引所:JKS)は太陽光発電業界のグローバルリーダーであり、中国、米国、日本、ドイツ、英国、チリ、南アフリカ、インド、メキシコ、ブラジル、アラブ首長国連邦、イタリア、スペイン、フランス、ベルギー、及びその他の国や地域において、様々な産業用及び住宅用の顧客に太陽光発電用の商品やソルーション及びサービスを提供している。また、同社は垂直統合の生産体制を構築し、2016年12月31日時点においてインゴット及びウェーハの年間生産能力は5.0ギガワット、セルの生産能力は4.0ギガワット、そしてモジュールの年間生産能力は6.5ギガワットに達した。


同社は、15,000名の従業員を擁し、中国の江西省、浙江省、新疆ウイグル自治区、マレーシア、ポルトガル及び南アフリカに6ヶ所の生産拠点を保有し、日本(2ヶ所)、シンガポール、インド、トルコ、ドイツ、イタリア、スイス、米国、カナダ、メキシコ、チリ、ブラジル、オーストラリア及び南アフリカの15ヶ所に海外子会社を保有する。更に、中国(2ヶ所)、英国、ブルガリア、ギリシャ、ルーマニア、アラブ首長国連邦、ヨルダン、サウジアラビア、クウェート、エジプト、モロッコ、ガーナ、ケニア、コスタリカ、コロンビア、ブラジル及びメキシコの18ヶ所に販売事務所を保有する。


住所:103-0026東京都 中央区日本橋兜町13番2号兜町偕成ビル本館9階
代表電話:03-6661-0899
FAX番号:03-6661-0129
ホームページ:http://www.jinkosolar.com/index.html?lan=jp


情報提供元: Dream News