ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:内野弘幸)は、半導体や液晶などの電子部品販売を主軸とする専門商社のシンデン・ハイテックス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鈴木淳)が、基幹システムのクラウド化に伴い、「MotionBoard」「Dr.Sum EA」によるBI基盤を構築したことを、本日お知らせします。

【シンデン・ハイテックスについて】
 シンデン・ハイテックスは、液晶や集積回路をはじめとする電子部品販売を主軸とする専門商社です。LGディスプレイ社、SKハイニックス社、MagnaChip社など、液晶・メモリーのトップシェアメーカーとの強固な信頼関係を基盤として販売実績を拡大しています。

【背景】
 2015年5月、同社は強みとする機動力をさらに高めるべく、販売管理システムの刷新プロジェクトを開始し、NTTデータセキスイシステムズがクラウド型で提供している基幹業務ソリューション「SKit FLEXi」への移行を決定しました。同社ではこれまで「棚卸チェックリスト」と呼ばれる紙の帳票を使用し、倉庫を委託している協力会社や取引先とのやりとりを行ってきましたが、この帳票を起点としたプロセスが大きく変わってしまうと業務に多大な影響を及ぼす恐れがあり、現状どおりのフォーマットを維持する必要がありました。この課題解決に向けて導入したのが「MotionBoard」と「Dr.Sum EA」です。他のBI ツールにない機能として注目したのが「MotionBoard帳票出力オプション」です。従来とまったく同じ形式で棚卸チェックリストを作成し、二次加工をすることなく関係者にレポート配布できる点が決め手となりました。

【導入効果】
 2016年10月、シンデン・ハイテックスはSKit FLEXi の稼働開始に合わせ、「MotionBoard」「Dr.Sum EA」の利用を開始しました。これにより大きく変わったのが棚卸チェックリストの運用体制です。販売管理システムがクラウドに移行したことでオンプレミスのサーバーのメンテナンス負荷が軽減され、これまでオペレーション部門側が担ってきた棚卸チェックリストの作成・配布を情報システム部門で巻き取ることが可能になり、オペレーション部門の負担を“ゼロ”にできました。また、「Dr.Sum EA」で在庫データなどを自由な軸で瞬時に集計できるようになり、大幅な工数削減を実現しています。
工数削減もさることながら、従来よりもきめ細かなデータのチェックができるようになったことで、データの鮮度や正確性に常に気を配り、異常値をあらかじめ訂正するなど情報システム部門として本来担うべきガバナンスに重点をおいた活動に専念できるようになりました。

【現在の取り組み】
 同社は、システム移行における利用にとどまらず、「MotionBoard」「Dr.Sum EA」を基盤としたBI機能のより高度な展開を進めています。データのビジネス現場への展開により、営業担当者が「Dr.Sum EA Datalizer for Excel」を使って売上データの分析が行える環境を提供し、ビジネスの機動力をさらに高めるという経営目標に全社一丸で応える考えです。

■事例紹介
http://www.wingarc.com/product/usecase/detail.php?id=206




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情報提供元: Dream News