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株式会社パテント・リザルトは2017年2月末までに日本の特許庁に出願された「リチウムイオン二次電池用セパレーター」関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、2017年4月19日にレポートの販売を開始しました。
本レポートは、2010年9月15日にリリースした内容に、新たに出願・公開されたデータを加え再調査した結果となります。
その結果、「総合力ランキング」では、1位東レ、2位LG CHEM、3位住友化学となりました。
総合力1位の東レは、特に東レバッテリーセパレーターフィルム(以下東レBSF)名義の有効特許のうち、4分の1近くが総合力3位であるLG CHEMとの共同保有となっています。これらの特許はLG CHEMが単独で出願し、2015年10月に権利持分の50%が東レBSFに譲渡され、両社の共同保有となりました。両社については、2015年9月に東レBSFがLG CHEMの工場を買収という報道があり、この工場買収に合わせ、特許の権利についても持分譲渡があったものと考えられます。このことから、東レBSF、ひいては東レの総合力の高さはLG CHEMの寄与が大きいと言えます。東レの注目度が高い特許もLG CHEMとの共同保有で、熱収縮や短絡を抑制するためのコーティング技術に関する特許が挙げられます。
総合力2位には住友化学が入っており、2010年の8位から順位を上げました。同社の注目度が高い特許として、セパレーターの空隙率に関する特許が挙げられます。
総合力4位の旭化成は、子会社であるCELGARDを合算すると、総合力の順位が2位となります。旭化成名義で注目度が高い特許として、膜厚、応力、強度といった物性値を規定したもの、CELGARD名義で注目度が高い特許として、セパレーター作成工程に関する特許が挙げられます。
本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「リチウムイオン二次電池 セパレーター」にてご覧いただけます。
■価格:100,000円~(税抜)
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