公開討論会における討論テーマは、4月上旬に下記の通りと確定いたしました。なお、予備テーマは当日の進行上、時間的余裕が生じた場合にお尋ねするものです。
また、当日は大学生数名に登壇していただき、各候補者に対し、直接質問をしていただく設えとする予定です。


【メインテーマ】
(1)財政政策について 
河村氏は市民税減税政策を掲げるのに対し、岩城氏は市民税減税を改め、それを教育福祉に充てるべきと主張されています。
それを踏まえ、市民税減税継続の当否及びそれに関わる財政政策についてお聞きします。

(2)観光政策について  
名古屋は、「ものづくり地域」の中心として良く語られる反面、観光については弱いと言われてきました。他方、先般オープンしたレゴランドや、今後2027年にはリニア新幹線が開通予定であるなど、観光都市となり得る条件も少しずつ整ってきています。また、先の名古屋市議会では、名古屋城天守閣の木造復元に向けた10億円の補正予算が条件付きながら可決されたものの、契約は間もなく実施される選挙後であり、また文化庁からの慎重な審議のアナウンスがあるなど問題も残されています。  
そこで、名古屋城天守閣の木造復元問題を含めた、名古屋市の今後の観光政策についてお聞きします。

(3)教育・福祉政策について
 少子高齢化問題は、日本全体の問題ではありますが、この名古屋のまちにおいても避けて通ることのできない問題です。 
財源面における問題については、先のテーマ1でもお聞きしましたが、この教育・福祉については、一つのテーマとして時間を設け、目指すべき方向性を議論していただくべきと考えました。
そこで、少子高齢化問題を含めた、教育・福祉政策についてお聞きします。

(4)市長としてのリーダーシップのあり方について 
昨年行われた東京都知事選挙で都民の大きな支持を得た小池都知事は、豊洲市場移転問題に関連して大きなリーダーシップを発揮し、都民の関心と支持を集めています。このように首長には大きなリーダーシップが期待されます。
他方で、地方自治においては、首長と地方議会の間のチェック&バランスも想定されています。
そこで、名古屋市という巨大自治体における市長として求められるリーダーシップのあり方についてお聞きします。

【討論予備テーマ】 
(5)いわゆるグレーターナゴヤ(名古屋市を中心とした広域経済圏)において名古屋市が果たす役割について 
他の地域に行くと「名古屋は景気が良い」と言われることが多々あります。実際、名古屋港は大きな貿易黒字を稼ぎ出していますし、トヨタを中心としたものづくり地域として名古屋の景気は他地域と比べて堅調な状況です。 
このような状況の中、2027年リニア中央新幹線の開通により、名古屋を中心としたグレーターナゴヤ地域が日本全体において果たす役割も必然的に変わってくるものと考えられます。
そこで、グレーターナゴヤ(名古屋市を中心とした広域経済圏)において名古屋市が果たす役割についてお聞きします。

(6)防災政策について 
今後30年の間に80%以上の確率で南海トラフ大地震が起こると予想されています。
そこで、それを踏まえた防災政策についてお聞きします。


■日時:2017年4月7日(金)
      18時30分受付開始 
19時開会 21時閉会予定
■場所:アートピアホール名古屋青少年文化センター
      〒460-0008 名古屋市中区栄3丁目18-1 ナディアパーク内
<お問合せ先>
 公益社団法人名古屋青年会議所 事務局
 〒460-0008 名古屋市中区栄1丁目15番24号 名古屋JC会館
 TEL:(052)221-8590 FAX:(052)202-0464
  ウェブサイト  https://www.nagoyajc.or.jp/
 担当:公益社団法人名古屋青年会議所 
     次代へつなぐ歴史観構築委員会委員長 八木俊行

情報提供元: Dream News