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2017年3月2日 - 熱処理技術のグローバルメーカーであるStrikoWestofen(ストリコウエストオーフェン、本社:独グンマースバッハ・以下ストリコ社)は、このほど、同社の新しいアルミ給湯炉である「Westomat Plus+」がシカゴ学術振興協会の建築デザイン・ミュージアムから「グッド・デザイン・アワード」を受賞したことを明らかにした。過去に同賞はAppleの「iPhone」などのライフスタイル製品も受賞している。
現代の生産環境では、モダンな設計も求められる。この新しい給湯炉は、コンパクトなだけでなく、日々のアルミ鋳造業務でのエネルギー消費量を低減し、優れた機能性と魅力的な外観を融合させることに成功した。ストリコウエストオーフェン日本のゼネラルマネージャーである境は、次のようにコメントする。「当社は、労働環境、品質、サステナビリティーに関して、従業員や顧客のニーズを満たす生産施設の構築に取り組むアルミ鋳造会社の皆様をサポートしたいと考えています。新しいWestomat Plus+は、当社が推進する『グリーン・ファウンドリー』(環境に優しい鋳造工場)の方針を形にした製品の一つです。アルミ鋳造工場においては、今日、労働環境の改善が求められており、このような賞を受賞することで、私たちは、鋳造業界で先駆的な役割を担うことができました。メカニカル・デザイナーのJürgen R. Schmidによる設計は、外観だけでなく、高い技術的価値も備えています。Westomat Plus+の消費エネルギーは、従来型のラドル式給湯システムのわずか3分の1まで低減できます。メタルロスも0.06%で、大幅な改善が可能です。私たちは、今まで以上にクリーンで魅力的なだけでなく、環境にも優しい鋳造工場を実現します。その結果、鋳造産業のイメージもポジティブなものに変わっていくはずです。」
卓越した外観と最先端技術の融合
Westomat Plus+の特徴は、優れたデザインだけではない。最適な断熱性能が放射熱を低減し、もう『灼熱の熱さ』の中で働くという労働環境を大幅に改善できる。新型の空圧ユニットを搭載しているため、給湯炉の信頼性が向上し、保守管理が容易になる。また通常のヒーター加熱ロッドの代わりに、オーバーヘッド加熱方式を採用しているので部品交換が容易で、従来の最大3倍の耐用寿命を確保できる。受湯ホッパーが大型化されて補給作業がしやすくなったほか、システムの据え付けと設定も迅速に行えるため(Westomat Plus+はベース・フレームが既に取り付けられた状態で納入され)、作業時間もさらに短縮できる。オプションとして、完全にケースで覆われた状態での納入も可能なため、作業時の事故発生リスクを減らし、炉の周囲の安全性を高めることも可能。また、上昇/傾転・シリンダーを取り付けると、フレームをあらゆる位置に傾けることができ、いつでも炉内を空にして掃除することも可能である。
優れた技術と最高のサービス
ストリコ社は、Westomat Plus + という最新の給湯炉での「クラス最高の」エネルギー消費と省スペース性といった特長を新しいデザインと組み合わせて実証したように、お客様にわかりやすい価値を提供する優れた製品を継続的に提供していく。ストリコ社のイノベーション、品質、サービスへの取り組みが業界標準となることを目指す。「今日の軽金属鋳造業界においては、安価な部品やサービスが増えてきている中、ストリコ社の長い歴史に基づくブランド力、革新的で高い技術による市場先進性、お客様の期待に応えるソリューションを提供できる信頼性によって他社との差別化を図っていきます。」と境は言及する。
StrikoWestofenについて
独グンマースバッハに本社を置くStrikoWestofenは、世界中で事業を展開する熱処理技術のリーディングカンパニーであり、高効率で自動化された最先端の軽金属鋳造技術を開発するLight Metal Casting Solutions Group(LMCS)の一員である。
http://www.strikowestofen.com/ja/
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