◆被災動物への鎮魂の祈り「被災動物追善供養」 協力:動物保護団体ライフボード中部
万松寺では東日本大震災当初より、亡くなった人々の鎮魂を祈ると同時に動物への追善供養も行ってきました。本震災で亡くなったペットは3000頭以上だと報告されており、家族同様に接してきたペットを失った人々の悲しみは、大きな心の傷となりました。
 震災から6年が経ち、災害の記憶が年々風化の一途を辿っています。その中でも、多くの動物たちが亡くなったことは忘れ去られようとしています。
当寺はその事実を決して忘れてはならない、風化させてはならないと考え、東海地方の「動物保護団体ライフボード中部」様にもご参列頂き、鎮魂の祈りの輪を広めます。

◆万松寺の災害対策への思い
平成28年には熊本・大分や鳥取でも震災が起こり、我々の住む東海エリアにおいても、東海・東南海地震の発生が危惧されています。当寺では先の震災から学んだ事を今後に活かすためにも、地域の皆さんと協力し、市民の防災の知識や意識の啓蒙を図る催事も法要と同時に行っています。
 また、被災時に避難所に同伴出来ず、飼い主と離れてしまったペットの救済保護も大きな問題となりました。当寺では、現在グループ会社が運営する立体駐車場を震災時に動物たちの避難所として開放することを検討し、体制作りに努めています。
かつての寺院が火災や震災があった時の避難所として使われ、地域の人と寄り添い、時には助け合い、復興を目指した様に、万松寺は地域と密着して防災意識を高く持ち、いざという時の知識を広めたいと考えております。

【東日本大震災七回忌法要・被災動物追善供養及び防災啓蒙催事 概要】
 日時:平成29年3月11日(土)12:00~15:00
場所:万松寺、万松寺ビル、大須商店街ふれあい広場
主催:亀岳林 万松寺
協力:大須商店街連盟/新天地通商店街振興組合/名古屋市中消防署/日本赤十字社愛知県支部/
名古屋市港防災センター/動物愛護団体ライフボード中部/(株)アルファポイント

<炊き出し訓練> 12:00~12:30 ◎万松寺ビル(東側1階ピロティ)
 当寺の備蓄食品を使用し、震災時を想定した炊き出し訓練を行います。精進カレーを作り、皆様に試食していただきます。

<防災体験学習> 13:00~15:00 ◎ふれあい広場(大須商店街の招き猫の広場です)
1、煙ハウス 火災時の煙を体験できます。(中消防署協力)
2、防災講習 応急救護などのいざという時の対処法を学びます。(日本赤十字社愛知県支部協力)
3、防災学習 防災知識をクイズ形式で学びます。
4、防災工作 身近なものを防災グッズに変身させる活用術を体験します。(港防災センター協力)

<東日本大震災七回忌法要> 14:30~15:00 ◎万松寺本堂
物故者及び動物供養の法要を行います。震災が起きた14時46分に黙とうを行います。
◆寺院概要
正式名称:亀嶽林 萬松寺(きがくりん ばんしょうじ)
住  職:大藤 元裕(だいとう げんゆう)
所在地:〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須三丁目29-12
URL:http://banshoji.or.jp
名古屋・大須にある万松寺は1540年に織田信長の父・信秀が織田家の菩提寺として開基。信長や家康をはじめ、戦国武将と縁深い寺であり、名古屋の歴史的観光スポットとしても、多くの参拝客や観光客が訪れる。境内には信長公ゆかりの身代不動明王、からくり人形「信長」などある。現在は諸堂を再建中。2017年春にイベントホールや最新の納骨堂を備えた新諸堂「白龍館(はくりゅうかん)」として完成予定。
【交通】地下鉄鶴舞線・名城線「上前津駅」より徒歩3分/駐車場・近隣に有料大型駐車場あり
【その他】からくり人形「信長」は毎日10時、12時、14時、16時、18時に上演(雨天強風時は中止)。毎月28日は縁日。境内で「身代わり餅つき」が行われ、参拝客の方々に無料でつきたてのお餅が振る舞われる。

◆本リリースに関するお問い合わせ
亀岳林 万松寺 (担当:小田)
TEL:052-262-0735
当日問合せ:050-5862-3616
E-mail:press@banshoji.or.jp






情報提供元: Dream News