概要

◆今回、食事の「糖」を気にして、現在、1ヶ月以上継続的かつ定期的に「糖(血糖値)」対策の特定保健用食品または機能性表示食品を摂取している20~60代の男女620人(有効サンプル576人)を対象に、“糖対策”に関するアンケート調査を実施した。


◆調査の結果、「糖」を摂ることに対して、男性は「糖尿病」や「メタボリックシンドローム」などの“生活習慣病”、女性は「体型」や「肌」の変化といった“見た目”を気にしている人が多かった。そのため、「糖質の多い食品を控える」人は多く、特に「白米(ごはん)」を減らしている人は男女ともに約6割もいることが分かった。


◆「糖(血糖値)」対策商品を摂取している理由は、年代によってやや異なる。「若年層」は「太りたくない」「我慢せず食べたい」というニーズが高く、“予防”として摂り始める人が多い。年齢が上がるとともに「体重増加」や「お腹が出てきた」「糖尿病と診断された」といった“目に見える身体の変化”から「中年層」はダイエット目的、「高年層」は「血糖値」や「糖尿病」など健康意識が高まる傾向にある。


◆また、「糖」対策商品として、表示内容(「糖の吸収」か「血糖値の上昇」か「糖と脂肪の吸収」か)、商品の種類(「トクホ」か「機能性表示」か)、形態(「お茶」か「サプリメント」か「ノンアルコール飲料」か)の組み合わせで購入意向を聞いた結果、“「糖の吸収を抑える」×「トクホ」×「お茶」”の組み合わせが最も魅力的であり、“形態”(お茶)の影響度が圧倒的に高かった。


◆当レポートでは、「糖」に対する意識やブランドごとの商品評価などから今後の課題やターゲット層、商品ニーズなどを明らかにしている。


【調査方法】

WEBによるアンケート調査

調査エリアは全国

対象:食事の「糖」を気にして、「現在」「継続的に1ヶ月以上」「定期的」に「糖(血糖値)」対策の特定保健用食品または機能性表示食品を摂取している20~60代の男女620人(有効サンプル576人)


【調査内容】

1. 「糖」に対する意識やイメージ

2. 「糖(血糖値)」対策商品の利用実態

3. ブランド別の認知度と摂取経験

4. ブランド別の商品評価

5. 今後の利用意向と商品ニーズ



TPC消費者調査レポートNo.236

『「糖」対策の商品ニーズ調査』

―年齢とともに変化するニーズ:「食べたい」「痩せたい」「予防したい」―

詳細はこちら>>http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/cr130170333

体裁:A4判カラーコピー製本125頁+CD-ROM版

※CD-ROM版には、分析編・集計編・データ編を収録しています。

発刊日:2017年2月10日

頒  価:360,000円(税抜)



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情報提供元: Dream News