新年明けましておめでとうございます。気候も穏やかで、皆さん、気持ちよいお正月を過ごされたと思います。さて、SBSグループにとって昨年の一番大きな出来事はインド子会社からの経営撤退でした。みなさんには大変ご心配をおかけしました。昨年は、その損失からの回復をめざして国内ロジスティクスに注力した1年となりました。

 3PL事業は、新杉田・所沢・印西など、SBSグループでは過去最大となる5万坪の新規立ち上げが、ほぼ軌道に乗りました。また初対面の方から「SBSグループのトラックを見たよ」と言われるなど、SBSブランドの浸透も実感するようになりました。ホームページへの問合わせが増えるといった嬉しさと共に、我々の社会的使命を強く認識しました。

 私たちは、公道を使って事業を営んでいることから「事故無き物流会社」を目指さなくてはなりません。昨年初開催したSBSグループのドラコンでは、私も実際にハンドルを握り、その責任の重さを一層強くかみしめました。これからもドラコンをグループ社員全員で盛り上げ、安全の大切さを啓発し続けていきましょう。

 さて、私は昨年シリコンバレーに視察に行きました。自動運転車が公道を走るなどIoTの進化を目の当たりにして、日本でも10年以内に相当な自動化が進むだろうと確信しました。SBSグループでは、既に「カスピアンプロジェクト」というITを活用した車両の動態管理システムの開発も進行中ですが、これらもさらに速度を上げて進めなくてはなりません。

2017年 SBSグループ方針
1. 営業力とSBSブランド力の強化、2. 3PL事業の更なる強化、3. 物流不動産開発の推進、4. M&Aの積極化、5. 海外展開の推進
『抜きんでる』…「卓抜」な先見性を養い、時には「奇抜」とも思えるアイディアを出し合い、「抜群」の機動力をもって行動する。混沌とした世の中で一段と「突き抜ける」存在になりましょう!


 SBSグループは、今年12月に創業30周年を迎えます。30年存続する企業は0.03%しかないと言われていますが、SBSグループはその中に入ることができました。これは私の創業時の願いの一つであり、たいへん喜ばしいことだと感じています。この記念すべき年も、一致団結してこれまでにない挑戦を続け、一段と「突き抜ける」存在になりましょう。

以 上


■ご参考
<SBSグループ概要>
持株会社:SBSホールディングス株式会社(SBSグループ持株会社)
設立:1987年12月
代表者:代表取締役社長 鎌田 正彦
上場:東京証券取引所市場第一部(証券コード:2384)
本社住所:東京都墨田区太平4丁目1番3号 オリナスタワー
資本金:39億円 (2015年12月末現在)
売上高:1,579億円(2015年12月末現在、連結)
従業員数:14,191名 (うち正社員5,555名、2015年12月末現在、連結)
事業内容:SBSグループは、1987年の創業以来、物流ならびに物流に付帯するサービスを充実させ、ワンストップの物流サービスをご提供することで、お客様の利益創造に貢献してまいりました。グループ内には、食品から超重量物までさまざまな商品を扱う企業群、路線、区域、即日配送まで多様な配送形態にお応えできる企業群、そして、物流施設開発、環境物流などの専門的な企業群を有しています。
グループ:連結子会社16社(2017年1月1日現在)
主要企業と主な事業
SBSロジコム(株)
総合物流、3PL
SBSフレイトサービス(株)
一般物流、路線事業
日本レコードセンター(株)
一般物流、3PL
SBSグローバルネットワーク(株)
国際物流
SBSフレック(株)
食品物流、3PL
SBSフレックネット(株) ※2015年1月1日設立
食品物流
SBSゼンツウ(株)
食品物流、個人宅配
SBS即配サポート(株) ※2015年7月1日設立
即日配送、廃棄物処理
SBS Logistics Singapore Pte. Ltd.
アジア地域統括、国際物流
SBSアセットマネジメント(株)
物流施設の開発、賃貸
SBSスタッフ(株)
人材派遣、職業紹介
SBSファイナンス(株)
リース、保険、共同購買
マーケティングパートナー(株)
マーケティング、通販事業
URL:日本語 http://www.sbs-group.co.jp 英語 http://www.sbs-group-ir.com

■本件に関するお問い合わせ先
SBSホールディングス株式会社
TEL:03-3829-2240/e-mail:contact11@sbs-group.co.jp
※当資料に掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。




情報提供元: Dream News