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概要
【調査主旨と結果】
◆今回、2013年2月に続き、同居家族に在宅の被介護者を抱える616人を対象に、被介護者の栄養状態と栄養強化食品に関するアンケート調査を実施した。
◆その結果、“低栄養”の問題は、介護度や年齢が低い人にも広がっており、今後、栄養不足に陥る心配・不安を感じている人も増加傾向にあることがわかった。さらに、これらの層では、前回調査時に比べて、要介護者向け栄養強化食品の利用意向も大幅にアップしている。したがって、今後は、介護度や年齢の低い「要支援1・2」や「65~79歳」においても、栄養不足の予防・改善を目的とした栄養強化食品の利用が増加するものと予想される。
◆今後利用したい栄養強化食品としては、介護度や年齢を問わず、「栄養強化ゼリー(カップタイプ)」のニーズが高い。また、栄養強化食品で強化したい栄養成分としては、「たんぱく質」、「カルシウム」、「エネルギー」が上位となった。さらに、予防・改善したい症状としては、「免疫力の低下による感染症」や「歩行能力の低下」を挙げた人が多かった。特に、「要支援1・2」では、栄養不足によって「歩行能力が低下」することや「つまづきやすくなる」ことを心配する人が多く、こうした症状の予防・改善を訴求した商品開発が求められる。
【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリアは全国
対象は、同居家族に在宅の要介護者を抱える家族
【調査内容】
1.低栄養の実態と症状
2.栄養強化食品の利用実態
3.栄養強化食品の商品評価
4.今後の栄養強化食品の利用意向
5.被介護者の普段の食事実態
TPC消費者調査レポートNo.230
『介護における低栄養の実態と食品ニーズを探る(第2弾)』
―介護度や年齢が低い人にも栄養強化食品の利用ニーズが拡大!―
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体裁:A4判カラーコピー製本131頁+CD-ROM版
※CD-ROM版には、分析編・集計編・データ編を収録しています。
発刊日:2016年11月25日
頒 価:360,000円(税抜)
【会社概要】
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