低温工学・超電導学会は1966年に設立され低温工学と超電導工学を応用する科学技術の
進歩発達に寄与すると共に、広く一般にこれを普及することを目的とした活動を行って
おります。
 低温技術と超電導技術は未来を切り開くキー技術として磁気浮上列車をはじめとする
交通分野やMRIなどの医療分野、またエネルギー分野をはじめとする多くの分野の進歩に
貢献しております。
 未来を拓く子供たちを主な対象として超電導と極低温の世界に身近に触れることが
できる市民公開講座「極低温と超電導の世界」を11月6日富山市科学博物館で開催いた
します。低温工学・超電導の世界を理解していただく良い機会でございますので皆様
にご案内申し上げます。ご参加をお待ちしています。

            記
1.日時:2016年11月6日(日) 10:00-16:30
2.場所:富山市科学博物館 特別展示室
  富山市西中野町一丁目8-31
  TEL: 076-491-2123
  http://www.tsm.toyama.toyama.jp

3.参加費:無料(入館料は必要です)
 入館料:大人520円、高校生以下は日曜日のため無料
 ※祖父母の方がお孫さんと来館されると無料になります。

4.主催 公益社団法人 低温工学・超電導学会
    富山市科学博物館
5.趣旨
「極低温と超電導の世界」は、低温工学・超電導学会と富山市科学博物館が主催する、
低温技術 や超電導現象について紹介するイベントです。
「極低温」とは、液体窒素(-196)よりも低い温度の世界で、物質の性質が大きく
変化します。「超電導」とは、このような極低温で物質の電気抵抗がゼロになる現象
です。抵抗がないから、電流を無駄なくたくさん流せます。極低温や超電導は、省エ
ネルギーに貢献したり、強力な磁石を作ることができ、MRI(磁気共鳴診断装置)や
磁気浮上列車など、わたしたちの生活にとても役立っています。

6.イベント内容
(1)触れて感じる!極低温と超電導(終日開催)
  ・コースアウトしない!超電導コースター
  ・人も浮く! 超電導の力
  ・液体窒素で冷やしてみよう!
 ほかにもたくさんの実験で極低温や超電導現象を体験!子どもから大人まで
 楽しめます!

(2)極低温と超電導の世界のお話(事前申込み不要、午前と午後に講演)
  ・極低温ふしぎ現象
   講師 池田 博 先生(筑波大学)
  ・役立つ超電導 -発見、成長、未来-
   講師 雨宮尚之 先生(京都大学)
7.参考URL
 ・学会HP http://www.csj.or.jp/
8.お問合せ先
  公益社団法人 低温工学・超電導学会 本部事務局
   住所:〒113-0033 東京都文京区本郷 6-12-8 パレドール本郷 302号
  TEL : 03-3818-4539 FAX : 03-3818-4573(平日9:30~17:00)
       メールアドレス:LDJ04246@nifty.com

                           以上


情報提供元: Dream News