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株式会社アイティフォー(東京都千代田区、代表取締役社長:東川 清)は老舗スーパーの株式会社紀ノ國屋様(東京都港区、代表取締役社長:桑原 健・注1)から店舗BGM&CM配信サービス「アローサウンズ(Arrow Sounds・注2)」を受注しました(注3)。全11店舗で8月5日から本格稼働したことを本日発表します。同社は本サービスの導入により、BGMの配信コストを削減、削減したコストを原資として、サウンドロゴや各種CM放送を新規制作しました。本サービスは他社製品からのリプレースですが、本サービスの音楽配信用STB(セットトップボックス・注4)は他社製品の約四分の一と小型のため店舗の貴重なスペースを有効活用することができます。365日の安心サポートも採用の決め手となりました。当社では今後、年間30社3,000店のペースで本サービスの受注拡大を目指します。
◆月々の配信コストを削減
本サービスは多店舗展開するチェーン店を対象に、POSなどで利用中の既存ネットワークを流用することで1店舗月々3,000円からという、店舗BGMと店内CM放送の両方を配信できるサービスとして業界最安値を実現しています。同社は従来、POSデータ用とは別にBGM配信用ネットワークをISDN回線で構築していました。本サービスへの移行を期にPOSデータ用ネットワークへの一本化を行い、回線費用やプロバイダ料金の削減を行い、BGMの配信コストを削減しました。
◆削減コストを原資として音源を新規制作
同社は本システムの導入により削減したコストを原資として、「サウンドロゴ」と、毎正時に放送する「サウンド時報」および、サンクスセール、ポイントアップ告知、カード入会促進案内など計15種類の店内CM放送を新規制作しました。各音源の制作はアイティフォーが一括の窓口として、企画、制作、導入、放送、保守までをワンストップで提供しました。
◆STBの大きさは従来の約四分の一
音楽配信用のSTBはこれまで設置されていた他社のものに比べ、約四分の一と小型のため、駅ナカにある狭小店舗などの貴重なスペースを有効活用できます。従来のSTBはデスクトップPCほどの大きさがありました。「アローサウンズ」は設置先の店舗でのSTBの操作が不要なため、温度が高いなど設置環境に問題が無ければ、普段手が届かない棚の上などに設置することも可能です。
◆毎日の営業を支える365日の安心サポート
アイティフォーではお客さまの相談窓口として365日稼働のコールセンターを設けています。ネットワークを経由してSTBの稼働状況をリモートで確認することができますので、万一の際もいち早く対応に着手することができます。既存のアンプやスピーカーなどの保守・メンテナンスもあわせて行っています。コールセンター受付・出動時間:9:00 ~ 20:00(365日)
(注1)紀ノ國屋は1953年、東京・青山に日本で初めてセルフサービス方式の食料品スーパーを開業したことで知られています。インストアベーカリーの開設、チーズの空輸など常に先駆的な商品展開を行ってきました。
(注2)「Arrow Sounds」は、株式会社モンスター・ラボが提供するBGMサービス「モンスターチャンネル(monstar.ch)」に当社の高性能STBとネットワークインフラ構築サービスを付加したサービスです。
(注3)受注金額は非公開です。
(注4)STBとはネットワークに接続してさまざまなサービスを受けられるようにする機器の総称です。
【プレスリリースURL】 http://www.itfor.co.jp/ne/news/index.asp?nr=161012a
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*本件に関する報道機関からのお問い合わせ先*
株式会社アイティフォー(東証第一部 4743)
東京都千代田区一番町21番地 一番町東急ビル
広報部:中嶋、鶴見 TEL:03-5275-7914
Email:kouhou_ml@itfor.co.jp 代表取締役社長 東川 清