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2016年 8月 23日
データ復旧サービスを展開するIUECデータソリューションセンター(https://www.iuec.co.jp/)は、2016年8月23日より、物理障害に関するデータ復旧技術(特に難しいとされる機種を中心)を強化いたしました。
強化いたしました機種について:
特に難しいとされる各メーカさんの機種について、機種別な対応を完了いたしました。
※ メーカさん別ではなく、機種別にAIに学習させる事により、特に壊れかけ部分における難しい場所のコントロールを安定化いたしまして、最後までデータスキャンを通す事に成功いたしました。
■ 他社様復旧不能事例が多い「復旧困難な機種」を中心に、技術力の強化を実施いたしました。以下、具体例を挙げます。
1, Seagate製(HDD)の型番にDMを含む機種の物理障害
とりわけ復旧が難しい機種となります。他社様復旧不能を含め、多数の事例をお取り扱いいたしております。
※ AI(機械学習スキャン)を数種類使い分ける事により、実現いたしました。
最もスキャンが入りやすいタイプを、熟練の担当者がその場で組み込みいたします。
2, 東芝製(HDD)にて回転すらしない物理障害
ファームウェアの相性問題にて復旧が難しく、他社様復旧不能を含め、多数の事例をお取り扱いいたしております。
3, 軽めの落下でも動作が不安定となりやすい一部の機種(HDD)
わずかな油断が再度のヘッドクラッシュを誘発してしまう危険な状態を、AIで常時コントロールすることにより、復旧いたします。
4, Seagate製(HDD)にて回転すらしない物理障害
ファームウェアの相性問題にて復旧が難しく、他社様復旧不能を含め、多数の事例をお取り扱いいたしております。
5, WesternDigital製(HDD)にてプラッタ歪みによる転送速度の大幅低下
他社様復旧不能にて「復旧し切れない、致命傷、作業時間の都合で高額となる」という理由で、中途半端な状態で返却されてしまう事例は、まずこの症状でした。
AIで常時コントロールすることにより、問題なく低コストで対応できます(綺麗に復旧できます)。なお、このような長時間を要する作業は、AIが最適です。
※ 2016年2月8日より対応開始いたしました「機械学習スキャン」の改良となります。
この改良により、1番でご紹介いたしました「Seagate製(HDD)の型番にDMを含む機種の物理障害」にも対応可能となりました。
6, 途中からアクセス速度が大きく遅延するSSD
こちらも急増している症状となっております。
ファイル数が増加いたしますと、急激にアクセス速度が低下してOS自体が起動できなくなるSSDの症状です。
このままではサルベージソフトも通りませんので、特殊な操作が必要となる場合が多いですが、問題ございません。
IUECデータソリューションセンターについて:
IUECデータソリューションセンターは、データ復旧技術を常に開発、いつでも最適なドライブ検査・S.M.A.R.T.故障予測・データ復旧を選択できる環境をリードしてまいります。
また、データソリューションセンターの各技術は、フリーソフトウェアより幅広く展開しております。詳細については、https://www.iuec.co.jp/をご覧ください。
専門用語について:
■ AI
データ復旧向けに「機械学習スキャン」を開発いたしました。
これにより、長時間(プラッタ歪みが難しく、作業時間を延ばします)の手作業になった場合のサルベージを低コストに抑えることができます。
【本件に関するお問い合わせ先】
有限会社IUEC データソリューションセンター
データ復旧事業部 担当:矢野
TEL :03-3901-8847
FAX :03-3901-8867
E-mail :yano@iuec.co.jp
会社概要:https://www.iuec.co.jp/detail/