概要
◆植込み型人工臓器16分野20カテゴリーの市場は、2015年度約4,700億円となり、前年度比微増で推移している。市場は償還価格の引き下げなどの影響を受けるものの、高機能・差別化製品の開発、日本人に合わせた国産品の開発、事業や企業の再編・新規参入等、参入企業による活発な活動によって成長基調にある。

◆高機能・差別化製品の開発については、製品寿命の延長、小型化、日本人に適合した形状、生体適合性の向上、感染症の低減、患者のQQL向上などをポイントに行われている。

◆国産品の開発については、従来輸入品が大きなシェアを占める人工関節、ステントグラフト、歯科インプラント、人工心臓などの分野においても活発化している。人工関節では、京セラメディカルや帝人ナカシマメディカルがシェアを拡大。歯科インプラントでは、近年愛知製鋼、日本ピストンリング、松風などが新たに参入している。ステントグラフトでは、日本ライフラインのオープンステントグラフトが国内唯一の開胸手術用ステントグラフトとして好評を博している。

◆また、買収による企業の再編や新規参入も多く、今後国内だけでなくグローバルでも市場構成が変わる可能性がある。直近の企業再編例としては、ジンマー及びバイオメットの統合、ダナハーコーポレーションによるノーベル・バイオケアの買収、松風のMerz Dental買収、カーディナルヘルスによるジョンソン・エンド・ジョンソンのコーディス事業譲受、セント・ジュード・メディカルによるソラテック買収、エドワーズライフサイエンスによるカルディアック・バルブ・テクノロジーズ買収、メドトロニックのSophono買収などが挙げられる。

◆当資料では、上記のように活発な動きがみられる植込み型人工臓器の市場を、分野別及び主要参入企業別に分析し、市場動向や製品開発動向、今後の市場性などを明らかにしている。

【調査対象製品】
植込み型人工臓器
1.人工関節関連 →股/膝/肘/肩/その他
2.人工骨 →人工骨インプラント/コラーゲン使用人工骨/吸収性骨再生用材料
3.骨接合用品 →吸収性/非吸収性
4.ペースメーカー関連 →ペースメーカー/CRT-P/各種リード
5.ICD・CRT-D関連 →ICD/CRT-D/各種リード
6.人工心臓弁関連 →機械弁/生体弁/弁形成リング
7.人工血管・ステントグラフト →人工血管/ステントグラフト
8.血管系ステント →コロナリー/抹消血管用
9.歯科インプラント →1ピース/2ピース
10.人工歯 →陶歯/硬質レジン歯/アクリル系レジン歯
11.人工内耳・中耳関連 →人工内耳/人工中耳/植込み型骨伝導補聴器
12.人工皮膚関連 →人工真皮
13.眼内レンズ
14.人工肛門・膀胱
15.非血管ステント →胆管/消化管/食道/気管等
16.人工靭帯
その他 →人工心臓、人工硬膜、心筋シート、等
TPC市場調査レポート
「2016年 人工臓器の市場分析調査」
―国産品開発が活発化する植込み型製品の動向と今後―
詳細はこちら>>http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr410160270
資料体裁:A4判135頁
発 刊 日:2016年7月15日
頒   価:87,000円(税抜)

【会社概要】
■会社名   株式会社総合企画センター大阪
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情報提供元: Dream News