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概要
◆2015年度のメンズコスメ市場は、前年度比2.8%増の1,559.5億円。フェイス分野やボディ分野で中高年男性をメインターゲットとした商品が販売高を伸ばし、拡大基調を維持している。なかでもボディ分野では、スメルハラスメント問題の浸透により、ニオイケアが個人的な問題から社会的な問題へと発展したことでニオイケア意識が向上。市場規模としては3分野の中でも最も小さいものの、一番高い伸長率を記録している。
◆フェイスケア市場は、前年度比2.9%増の388億円で推移。近年は女性の社会進出などの影響により、中高年男性の間でも身だしなみ意識が浸透している。一方で、知識不足や時間的制約などによりスキンケア習慣があまり根付いていないことから、参入企業は簡便性を訴求した商品の拡充を推進。しわ・たるみやシミなど肌に対する具体的な悩みはある一方で、スキンケア習慣がなかった中高年ユーザーを獲得し、市場の拡大をけん引している。
◆ヘアケア市場は、前年度比2.7%増の1,018億円で推移。引き続き頭皮ケアを謳った商品が増加し、市場をけん引している。近年は頭皮の皮脂除去だけでなく、頭皮の硬さやニオイ、乾燥など着目点が多様化しており、参入各社は他ブランドとの差別化を図ることでユーザーの獲得を進めている。また、育毛については薄毛・抜け毛の症状が顕在化する前の世代をターゲットとした商品が増加し、育毛市場の拡大に寄与している。
◆ボディケア市場は、前年度比3.4%増の153.5億円で推移。スメルハラスメント問題が一般的になったことで、中高年を中心にニオイケア意識が向上し、同市場の拡大に貢献している。また、近年は汗臭や加齢臭といった全体的な臭いのケアだけでなく、ワキや足など特定の部位のニオイをケアすることを謳った商品も出てきており、ニオイケア意識の高い男性を中心に人気を集めている。
◆当資料では、今後も伸長が見込まれるメンズコスメ市場について徹底分析。主要各社の発売経緯やブランドコンセプト、販売高、販売方法などを分析している。また、機能別での販売高を算出することで、同市場の動向とトレンドを明らかにしている。
TPC市場調査レポート
「2016年 メンズコスメの市場分析調査」
―中高年層の獲得に注力する参入各社の戦略を徹底分析―
詳細はこちら>>http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr210160300
資料体裁:A4判148頁
発 刊 日:2016年6月27日
頒 価:87,000円(税抜)
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