■ 情報セキュリティ対策としてのZIP暗号化の課題
NPO 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の調査※によれば個人情報漏えいの原因としては、ヒューマンエラーである「誤操作」が34.9%とトップであり、漏えい経路としては、トップは紙媒体で電子メールはインターネットとほぼ同数の3位と上位に上がっています。
業務メールにおける「誤操作による情報漏えい」への対策が誤送信対策です。重要な情報を含む添付ファイルは、ZIP暗号化することにより、万一誤送信が発生した場合でもファイルの内容が第三者に漏れることを防ぎ、セキュリティ強化を図ることができます。そのため、ZIP暗号化を送信ポリシーに採用する組織が多い一方で、送信者が自分で暗号化操作を実行する場合、手間がかかり、運用ルールを決めても守られないなどの問題があります。
※出典:NPO日本ネットワークセキュリティ協会 2013年情報セキュリティインシデントに関する調査報告書

■ 鹿島建設様による採用の背景
業務効率を落とさずにメール誤送信対策を強化することを目指した鹿島建設様は、WISE Alertの操作面でのシンプルさと、管理面でのシンプルさ(サーバ追加不要、Outlookアドインとして追加するだけで.NET Frameworkなどアプリケーション実行環境の準備も不要)を評価して、2015年5月にWISE Alertを全社で導入しました。添付ファイルについては、暗号化による送信をルールに定めていましたが、手間がかかるうえに、暗号化ルールを思い出させる方法がありませんでした。
エアーでは、鹿島建設様の添付ファイル送信における課題をヒアリングし検討した結果、多くの企業に共通する課題であることを改めて認識し、ZIP暗号化オプションを開発しました。このたび鹿島建設様は業務効率の向上とルールの徹底を計るために、ZIP暗号化オプションの導入を決定しました。

ITソリューション部ITガバナンスグループの田中グループ長は次のように語っています。
 ―― 机上での計算ですが、各社員が1日1通ZIP暗号化してファイルを送信しているとして、WISE Alert ZIP暗号化オプションの導入により仮に1分の時間短縮が行えた場合、当社のグループ社員は約2万人ですので、2万分間つまり、 1日あたり333時間相当の業務効率化が期待できます。また、言うまでもありませんが、暗号化ルールを徹底することでセキュリティの強化を行うことができます。ZIP暗号化オプションの導入については、社内での検討に長い時間はかかりませんでした。 ――


エアーでは、今後も鹿島建設様ほか、ご利用者の要望を真摯に受け止め、製品の品質向上とより良いサービスの提供に努めてゆきます。

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   「WISE Alert」の詳細・無料評価版・導入事例については、
        下記Webサイトをご参照ください。
    http://www.air.co.jp/staticpages/index.php/wal
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【プレスリリースについてのお問い合わせ】
株式会社エアー 販売促進支援グループ
電話:06-6368-6080 Email:press@air.co.jp

【製品についてのお問い合わせ】
株式会社エアー プロダクト・カンパニー 第一営業部
電話:03-3587-9221  Email: pro-company@air.co.jp


■WISE Alert ZIP暗号化オプションについて
-製品の導入のメリット
・うっかり誤送信対策:メール送信前の宛先・添付間違いの確認、送信の一定時間保留、添付ファイルのZIP 暗号化によりうっかり誤送信のリスクを低減。
・ユーザの手間の省力化:手動でのZIP 暗号化の手間を大幅に削減。
・暗号化・パスワード運用の柔軟性:送信時にユーザが添付ファイルを暗号化するかどうかを個別に選択可能。使用パスワードや、パスワード通知メールの内容もその都度変更可能。
・管理の容易さ:現在のシステム環境の変更不要。新たなサーバの設置や、中継先(MTA)の変更が不要。Outlook アドインとしてインストールするだけ。.NET Framework の追加は不要。
・監査対応:各ユーザのログは一括収集され、管理者による監査が可能。(エンタープライズ版)

-ユーザ自身による容易な添付ファイルのZIP暗号化を実現
送信先に外部ドメインを含む場合、メール送信時に添付ファイルの自動ZIP 暗号化を行えます。
添付ファイルの復号用パスワードは、次の3 タイプから選択できます。
 ・手動入力:送信時にパスワードを送信者が入力
 ・自動生成:送信時に自動でパスワードを生成
 ・事前設定パスワード:事前に登録したパスワードを送信時に選択
宛先にパスワードを送信するパスワード通知メールを自動で生成することもできます。
さらに次の展開として、WISE Alert でZIP 暗号化した添付ファイルをエアーのメールアーカイブ・監査ソリューション「WISE Audit」との連携により監査可能にする拡張を予定しています。これによりZIP 暗号化して送信した添付ファイルを、事後の監査が可能な、暗号化されない状態でのアーカイブへの保存を実現します。

■製品イメージ ~ 誤送信防止対策を強化: ZIP暗号化オプション ~


●価格:
管理機能(設定ファイルの自動配布、ポリシー設定の全社/グループ別設定、ユーザログの収集など)を含むエンタープライズ版と、含まないスタンダード版があります。
・ WISE Alert スタンダード版ZIP暗号化オプション付き:
  <5~50 ユーザ>1 ライセンスあたり@3,500 円(税別)
・ WISE Alert エンタープライズ版ZIP暗号化オプション付き:
  <5~50 ユーザ>1 ライセンスあたり@3,920 円(税別)

●動作環境:
・ メールサーバ:Microsoft Outlookがサポートする メールサーバ全て
・ 対応OS: Microsoft Windows Vista、7、8、8.1、10 他
※Windowsターミナルサービスへの対応も予定しています。
・ Outlookバージョン:Microsoft Office Outlook 2007、2010、2013、2016
※Vistaは2013非対応、8・8.1は2007非対応です。また、10のみ2016に対応しています。


【鹿島建設様について】.................................................

鹿島建設株式会社は、1840(天保11)年の創業以来、建設業界のリーディングカンパニーとして、 "全社一体となって,科学的合理主義と人道主義に基づく創造的な進歩と発展を図り、社業の発展を通じて社会に貢献する"という経営理念のもと、社会資本づくりの一翼を担ってきました。過去から現在へ、さらに100年先の未来までも見据えて、人々の安全・安心・快適な暮らしを支えるために、技術力を活かし、建設業を中心としたさまざまな事業を展開しています。
http://www.kajima.co.jp

【エアーについて】...................................................

株式会社エアーは、「いつの時代も、"いま、最も必要なソフトウェア"を提供する」ことをモットーに、印刷管理ソリューションとして、クラウドアプリの印刷スピードアップを実現する「ScrewDrivers」、シンクライアントを含むネットワーク環境でのAD 連携による多様・多数のプリンタ運用を実現する「Simplify Printing」、印刷物のコスト削減とセキュリティ強化を実現する「WISE Print」、メールセキュリティ製品「WISE Audit」、「WISE Alert」、「WISE Attach」のほか、BI、ETL、クラウド暗号化など幅広い分野のソリューションを提供しています。
http://www.air.co.jp


・WISE Alert、WISE AttachおよびWISE Printは、株式会社エアーの登録商標です。
・WISE Auditは、株式会社日立システムズエンジニアリングサービスと株式会社エアーの登録商標です。
・Microsoft、Office 365、Outlookは、米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
・その他記載の会社名または製品名は、一般的に各社の商標または登録商標です。
・製品の仕様は予告なく変更することがあります。

以上




情報提供元: Dream News