2016年5月18日ローマ - アリタリアは、国際会議場/ナツィオナーレ・スパツィオ・イヴェンティのランウェイで、メディア関係者など世界各国からの招待客を前に、新ユニフォームのコレクションを初公開した。

新ユニフォームの写真、動画などは本日よりホームページhttps://www.alitalia.com/ja_jpでご覧いただけます。


このコレクションの製作過程では500人に及ぶイタリア人テーラーが縫製に従事。トスカーナ地方の生地、ミラノ近郊コモ産ののシルクを使用し、男性用ユニフォームはプーリアにて製作。手袋などの小物にはナポリで加工された最高級皮革を使用し、靴はマルケ州で作り上げられた。

エットーレ・ビロッタ(Ettore Bilotta)は、洗練されたエレガンスを特徴としたイブニングドレスなどで有名な、ミラノを中心に活躍するイタリアンブランドだ。そのアトリエで作成されたアリタリアの新ユニフォーム・コレクションは、黄金時代と呼ばれる1950~1960年代のイタリアンデザイン、イタリアに残る数々の遺産、イタリアに根付いた豊かな文化、そしてイタリア人のアイデンティティーから数多くのインスピレーションを得た。それは正に、ユニフォームに身を包み仕事に従事する全アリタリア職員のプロフェッショナリズム、スタイル、その情熱を祝福するものだ。

アリタリアの最高経営責任者クレーマー・ボール(Cramer Ball)はこう述べた。
「アリタリア・スピリットを表わすニュールックを紹介します。アリタリアはこれからも更なる改革と成長の旅を続けます。輝かしい70年の歴史も同時に祝福したいと思います。私たちが目指したのは世界中にイタリアの素晴らしさをお伝えするスタイリッシュなコレクションです。イタリアはグローバルなスタイルとデザインの最先端を行く国です。新しいユニフォームはアリタリア・ブランドの復興を目指し、航空機の若返りと共に、顧客重視のプロダクトの確立を実現する為のものです」

デザイナーのエットーレ・ビロッタは「愛すべきイタリアのシンボルとも言えるアリタリア。そのユニフォームをデザインする機会を得た事は非常にエキサイティングな体験でした。イタリアを象徴しイタリア人が誇るの役を担うアリタリアは世界で認められた航空会社のひとつです。イタリア人である私が特別な何かを更に発信すべく、デザインの全行程でアリタリアとの密接な連携をはかりました。イタリア国内で、イタリア人により作成・管理・完成させ、イタリアという偉大な国の芸術・文化・人々・デザイン、そして景観までをも表現すること。それが大きな目標でした」と述べた。

オーブリー・ティエッド(Aubrey Tiedt)チーフ顧客サービスは「この新しいユニフォームはイタリアそのものの美しさ、スタイル、優雅さに全く引けを取りません。お客様には<イタリアの最高峰>を体験して頂きたいのです。このユニフォームなくして私たちの情熱を表す事は出来ません」と熱く語った。

このコレクションでイタリアのエッセンスを再現するため、デザイナーのエットーレ・ビロッタはイタリアの彫刻・記念碑・ライフスタイルなどに再び目を向け、イタリアの景観から、例えばリヴィエラ海岸のチンクエ・テッレにあるテラスをフォーカスすることなどで新たなインスピレーションを得た。そしてそのインスピレーションから帽子をデザインした。
1950年代~1960年代の黄金時代、女性はエレガントな帽子を被り、手には優雅な手袋をはめていた。
デザイナーに対するアリタリアからの要望は「イタリアならではのクラシックな要素を感じさながら同時に実用的であること」「時代を感じさせない持続性を備えた新しいスタイルのデザインであること」だった。

イタリアの情熱を象徴する赤。
自然、豊かな文化、歴史を表す神秘的な緑。
コレクションのカットと色調は全体のシルエットを完成させるため厳選された。
快適さと実用性を高めるため、96%はウール、4%が伸縮性のあるエラスタンの混合素材を使用。
女性客室乗務員ユニフォームには今回のデザインコンセプトでもあるシェブロンプリントのバーガンディーが少しづつ明るくなっていく色合いを。女性地上職員ユニフォームにはチャコールグレーが緑へと絶妙に変化するグラデーションを施した。このシェブロンプリントのアレンジはコレクション全体に採用されており、例えば白いブラウスでも、客室乗務員には赤のシェブロンプリントが、地上職員には緑のシェブロンプリントがそれぞれあしらわれている。女性職員ユニフォームはワンピースと、スカート、パンツの何れかをボトムスとして合わせられるツーピースの3パターン構成となる。

男性客室乗務員ユニフォームには濃いチャコールグレーとウッドグリーンのシェブロンプリントがあしらわれ、ダブルのベストにも同じ色合いが採用された。この色合いをリバースしたものが男性地上職員ユニフォームのデザインだ。女性職員ユニフォームのデザインに合わせ、客室乗務員は赤のネクタイ、地上職員は緑のネクタイを着用する。

女性客室乗務員のオーバーコートには、スタイリッシュなバーガンディーのウールクレープが採用された。
男性客室乗務員と女性地上職員のコートは共に緑、男性地上職員のコートはチャコールグレーで誂えられた。
ネクタイ、ウェストコート、カーディガン、スカーフ、ベルト、靴、手袋、バックなどのアクセサリー類はユニフォームとの完璧なバランスを考慮し、モダンイタリアンでありながらクラシックなエレメントを兼ね備えるシックなデザインで構成された。女性客室乗務員にはウッドグリーン、女性地上職員にはバーガンディー、全ての男性職員には黒の皮革を使用した。

新しいユニフォームは、アリタリアの客室・地上・チェックイン・ラウンジなどで働く延べ5,700人の職員が着用するため7月上旬から順次リニューアルされる。
コクピットクルーとオペレーションスタッフ用新ユニフォームは現在考案中である。

アリタリアの新ユニフォームに関する情報はアリタリアのホームページを参照ください。

プレス・リリースに関する連絡先:
アリタリア-イタリア航空 広報
+39.06-65638950
Email. media@alitalia.com
日本支社 広報 折原 夕子
03-3568-1603
Email. yuko.orihara@alitalia.com



アリタリア-イタリア航空 Alitalia - Società Aerea Italiana (alitalia.com)
は51%が旧アリタリア、49%がエティハド航空(アラブ首長国連邦の国営航空会社であり、米航空業界誌Air Transport Worldの名誉ある2016年エアライン・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。)の持ち株によるAlitalia - Compagnia Aerea Italiana S.p.A(CAI)の運航を引き継ぎ、2015年1月1日に設立されたイタリア最大の航空会社です。
2016年夏スケジュールでは、イタリア国内27都市、世界70都市、合計で世界97都市に週4.400便の定期フライトを運航しています。世界でも有数の新しい航空機を保有しています。アライアンスはスカイチームに所属しエールフランスーKLM、デルタ航空とともにトランスアトランティックではジョイントベンチャーに参加しています。また同時に、エア・ベルリン、エア・セルビア、エア・セイシェル、エティハド航空、ダーウィンエアライン運航のエティハド・リージョナル、ジェット・エアウェイズ、ニキ航空と共に、エティハドパートナーズに所属しており、便利なネットワークとスケジュール、マイレージプログラムを提供しています。






情報提供元: Dream News