情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都港区/社長:藤崎清孝)は、2016年2月度のオークネットブランドオークションにおける成約台数および成約金額を集計し、ランキングベスト5をまとめました。当ランキングは、全国約1,500店のブランド業界会員店様がオークネットブランドオークションを利用し、ご成約頂いた商材について集計したものです。

1.出品点数は前年比で1割アップ

2月に入ってマーケットは、本格的に動き出してきており、活発な売り買いが展開されるようになってきました。このような中、ヴィトンをはじめとするバッグ類は安定した応札に支えられて堅調な相場が続いています。出品商材数は、買取店の買取点数が年明け弱含みの動きとされているものの、出品店件数が伸びたため前年比で1割ほど増加しているようです。
バッグ類の応札件数は安定かつ多く、一部には「高くてなかなか買えない」(都内大手質屋)という声が聞かれるほど。ブランド別では、トップのヴィトンは相変わらず点数が多くて相場は安定、シャネルも全体的に堅調さが引き立っています。
 
2.中国など新興国の経済動向なども影響か 
 
反面、ローレックスを中心とした高級時計は末販動向が冴えないためか、応札は弱含みの展開になっています。この主要因は急激な円高と、中国・香港マーケットをはじめとする新興国での販売不振とされています。
国内においても、中国の「春節」来日観光客への期待が大きかったが、結果的には趣向品から必需品へ、買い物の中身が大きく変わってしまったことから、全体としては前年のような特需には繋がらなかったようです。タイ、インド、フィリピンなどからの富裕層も、ブランド品を倹約する傾向が強まっているとの声が強いようです。
暫くは、この傾向が続くとみられており、為替相場の安定や、実質賃金の上昇など経済環境の改善が必要との声が出ています。

今後もオークネットは、ブランド品の成約ランキングのほか、様々な注目度の高い情報を発信して参ります。



2016年2月 
オークネットブランドオークション 結果ランキング  
(2016年2月開催のオークネットブランドオークションより集計)
※評価は、当社の判定基準に基づいたものです。
S:未使用・非常に良い状態のもの A:状態の良い目立たない使用感のもの B:標準的な使用感・機能面で問題ないもの C:一般的な使用感のあるもの、汚れ等があるもの D:使用感が強く目立つ汚れが確認できるもの

<本データに関しては、提供元としてオークネットという企業名を記載の上でご自由に御利用ください。>

本件に関するお問い合わせは 株式会社オークネット 
経営企画グループ 広報担当 藤崎(真)・降旗・佐藤(秋)
TEL:03-6440-2530 MAIL:request@ns.aucnet.co.jp




情報提供元: Dream News