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情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都港区/社長:藤崎清孝)は、2015年11月度のオークネットバイクオークションにおける成約台数を集計し、排気量別ランキングベスト5をまとめました。当ランキングは、全国4,000店の二輪販売店が、販売プロセスの一環であるオークネットバイクオークションを利用し、ご成約頂いた車両について、排気量別に分けて集計したものです。
250ccクラスは、スクータークラスは、相変わらず高年式中心で、低年式車は一桁台の低いところで定着しています。スポーツ系は、出品台数が増加していることや、新車のマイナーチェンジが多いために、相場変動幅が大きくなってきているので要注意です。カラーリングでも大きく異なるケースが多いようで、利幅も少なく、回転を優先させたいところです。
400ccクラスは、全体的に落ち着きを取り戻しています。ゼファー系など一部はまだまだ高相場が続いていますが、それでも低年式車は程度によっては大きく下げているケースもあります。やはり、人気は10年落ち前後までの走行2万Km前後は高相場になりがちですが、この傾向に大きな変化が見られないのが厳しいです。アメリカンスポーツは、来春までじっと我慢の子になりそうな状況にあります。
401ccクラスは、数ヶ月前に比較すると落ち着きを取り戻してきました。それでも、数少ない人気の高年式車は応札も強く、相場も引き続き強い傾向にあるようで、CBR-RR、YZF-R1、ZX14R、1300隼などがそれに当たります。H.D.は出品台数がさらに増加傾向で、毎週150台前後になり値頃感が出てきています。但し、スタートが低いと応札は非常に多く需要の根強さが伺えます。
季節的には、冬相場に入ってきましたが相場観に大きな変化が少なく、前月からの流れを汲んだ動向になっています。人気車と不人気車の二極化が強まり、中・大型車にはこの傾向が一段と強く反映されています。これは、全体的に出品車両不足が続いていることから、季節に関係なく店頭の小売車両を充実させたい傾向が強い意向が背景にあるとみられ、季節での変化が少なくなっています。しばらくは、この傾向が続き、年明けにかけても相場が下落することは考えにくい状況と言えます。
2015年11月 オークネット成約排気量別ランキング5
(2015年11月開催のバイクオークションより集計)
※尚、本データに関しては、提供元としてオークネットという企業名を記載の上でご自由に御利用ください。
本件に関するお問い合わせは 株式会社オークネット
経営企画室 広報担当 藤崎(真)・降旗・佐藤(秋)
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