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サイバーセキュリティ領域において国内で独自の研究開発活動を展開している株式会社FFRI(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:鵜飼裕司、以下 FFRI)は、2015年10月28日~29日、ベルサール新宿グランド(東京都新宿区)にて開催される、日本発の情報セキュリティ国際会議「CODE BLUE」にて研究発表いたします。西尾素己(基礎技術研究室 リサーチ・エンジニア)に続き、FFRIからは2人目となる和栗直英(基礎技術研究室 リサーチ・エンジニア)の研究発表が決定したことを2015年10月21日にご報告いたします。
「CODE BLUE」は、世界トップクラスの情報セキュリティ専門家による最新研究の講演を聴き、相互に情報交換することができる、高度なセキュリティ技術の交流と教育・学習・気付きの機会を提供する日本発の国際会議です。世界屈指のセキュリティ専門家を海外から招聘し、最新の研究を共有するとともに、国内の優秀な研究成果を国際社会に発信することを目指しています。
FFRIエンジニア・和栗の研究「Windows 10 IoT Coreに対する脅威分析と実施するべきセキュリティ対策」は、世界各国から集まった応募論文から中立性が高く、最新のセキュリティに関する技術トレンドであると評価され、「CODE BLUE」スピーカーに選出されました。
FFRIは「CODE BLUE」を通じ、FFRIのサイバーセキュリティ対策研究の知見とノウハウを世界に発信し、健全なIT社会の発展に貢献してまいります。
【FFRI研究発表内容】
・スピーカー:和栗直英(基礎技術研究室 リサーチ・エンジニア)
・テーマ:「Windows 10 IoT Coreに対する脅威分析と実施するべきセキュリティ対策」
・概要:
IoT向けプラットフォームとしてマイクロソフトはRaspberry Pi 2などのシングルボードコンピュータをサポートするWindows 10 IoT Coreを無償でリリースしました。
Windows 10 IoT シリーズは従来のEmbeddedシリーズの系譜を継ぐ、主に組み込み機器メーカー向けのエディションとなりますが、「Raspberry Pi 2で利用できること」、「無償であること」の理由から一般ユーザとしてもRaspbianなどのLinuxベースOS以外の選択肢が1つ増えたと言えます。
Windows 10 IoT Coreは、セキュリティ機能面においてデスクトップ版のWindows 10とは異なる点がいくつか存在しており、特にサービスやコンポーネントのデフォルト設定や仕様はセキュリティ的にリスクが高いものとなっています。
主な具体例として、デフォルトで自動起動設定となっているFTPサービスは認証機能を持たず、後から認証設定を行うことができません。
本講演では、Windows 10 IoT Coreに対する脅威分析結果を通じて、利用する際に必ず考慮、対策するべきポイントについて解説します。
・リサーチペーパー:FFRI webサイトにて後日公開予定
【イベント名称】
CODE BLUE
http://codeblue.jp/2015/
【日程】
2015年10月28日(水)~29日(木)
【主催】
CODE BLUE実行委員会
【会場】
ベルサール新宿グランド
東京都新宿区西新宿8-17-3 住友不動産新宿グランドタワー1F
■株式会社FFRIについて
当社は2007年、日本において世界トップレベルのセキュリティリサーチチームを作り、IT社会に貢献すべく設立されました。現在では日々進化しているサイバー攻撃技術を独自の視点で分析し、日本国内で対策技術の研究開発に取り組んでいます。研究内容は国際的なセキュリティカンファレンスで継続的に発表し、海外でも高い評価を受けておりますが、これらの研究から得られた知見やノウハウを製品やサービスとしてお客様にご提供しています。主力製品となる、「FFR yarai」はミック経済研究所調べ(※1)によるエンドポイント型標的型攻撃対策分野における出荷金額においてNo.1を獲得しております。
※1 出典:「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2015【外部攻撃防御型ソリューション編】」
本件に関するお問い合わせ先
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株式会社FFRI
経営管理本部 PR担当
TEL:03-6277-1811
E-Mail:pr@ffri.jp URL:http://www.ffri.jp
「FFRI」、「FFR yarai」は、株式会社FFRIの登録商標です。
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