人口減少・グローバル化時代の建築教育機関へ向けた国際設計プログラムの提供開始。
国際市場で活躍できるアーキテクト・エンジニア育成を目的にした講義・演習プログラム。
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インドネシアにおける国際プロジェクトに特化した株式会社ミトラ国際インドネシア(本社:ジャカルタ、日本駐在員事務所:横浜市・福岡市、代表取締役 ブディ ハルタント)は、建築教育機関向けのプログラム「国際デザイン特論」(本プログラム)を2015年10月9日より開始しました。本プログラムは、ゼネコンや設計事務所、不動産会社などで国際的に活躍できるアーキテクト、エンジニアを育成することを目的とし、プロジェクトの体制から設計図書、入札図書といった内容を通して、国際建築プロジェクトを理解、さらには将来的にプロジェクトマネジメントのできる人材育成を目指していきます。今後、大学や専門学校と協働して授業、実習を行っていくとともに、国際マーケットに照準を合わせたグローバル建築教育、国際デザインという新しいフィールドの構築を働き掛けていきます。

本プログラム導入の背景は次の通りです。
震災復興や東京オリンピック後のプロジェクト展開を考え、もうすでに多くのゼネコン、組織設計会社が海外拠点での実績を作り上げています。ところが、現在の大学や専門学校では、国際的なプロジェクトへ対応するための建築教育が行われておらず、ワークショップなどの国際交流を除き、実際の設計やプロジェクトマネージメントなどの業務について体系化されていません。また、国内外を問わず実務経験の少ない教官だけでは、このような社会の要請に応えることができず、建築学生の建築業界ばなれを生み出しています。また、日本国内の建築市場を目指して育成された学生は、縮小する国内市場の中で建築設計の醍醐味を社会で体験する機会を失い、挫折していく人も多い状況があります。

繰り返しになりますが、人口減少という国内マーケットの縮小傾向の中で、国際マーケットに活路を見出し、国際プロジェクトを担当できる能力を有するアーキテクト、エンジニアの育成が目的であり、将来的には建築、不動産業界の活路開拓へ貢献していきます。

現在、本サービスの対象分野は大学や専門学校を想定していますが、今後の要求や必要に応じて、社会人向けの専修学校や企業向けに企画提案を行い、業務拡大をめざします。
◆本プログラムの教育カリキュラムの例
講義
・国際建築プロジェクトの特徴(実例と問題点)
・クライアント、コンサルタント、ゼネコンといった立場による特徴
・建築コンセプトの特徴
・設計監理の可能性とリスク
・建築設計事務所の実務(契約から業務)
・国際プロジェクトにおける契約、設計監理プロセス、各段階業務
・設計監理のチームワーク形成
・各業務における建築用語
・契約図書、建築図面、業務における必須単語、ボキャブラリーなど

演習
・国際プロジェクト設計演習(CAD、BIM、CIMなど)
・ローカルスタッフとの共同作業演習
・英語を使用した製図やプレゼンなど

本プログラムの詳細はこちらをご参照ください。
http://www.mitra-kokusai.com/jp/sekkeiron.html
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【会社概要】
会社名:株式会社ミトラ国際インドネシア 日本駐在員事務所
代表者:代表取締役 ブディ ハルタント
所在地:横浜市中区北仲通3-33 関内フューチャーセンター140
TEL:045-567-2239
URL:http://www.mitra-kokusai.com/
E-Mail:pro@mitra-kokusai.com
事業内容:建築・電気・機械系など‘ものづくり自然科学技術分野‘のデザイン、エンジニアリング、コンサルティング、デベロップメント
担当者:斎藤弘

情報提供元: Dream News